▽ 2023/7/31 (月) 10:26:31 ▽ Go |
| ▼ わんこさん
STBからの出力より、TVからのデジタル出力が音がいいとのこと、考察しました。
前提として、
放送局から送られる映像音声は、すべてデジタル化されている。
映像音声ともに、単なる符号化ではなく圧縮されている。
画質や音質の劣化が起きるのは、圧縮する時点。
複合処理そのものはアルゴリズムによる差異はほぼ出ない。
(プレイヤーによっては、画質や音質の後付けの調整がある)
前にも書いた通り、放送信号とケーブル局からの再送信は、パススルーか再エンコードです。
J:COMの場合、地上波はパススルーで情報の劣化はないものの、BSは再エンコード処理になります。
知る限り、ケーブル局からの衛星放送再送信は、いったんSDI信号(ベースバンド)に複合して再エンコードします。
で、STBからの音声とTVからの音声で違いがあるとしたら、
BSの4K放送であれば「J:COMで再エンコードしているから」です。
ちなみにスタジアムからの中継等はアナログ時代の概念が強く残ってます。
信号を切り替えたり簡易に編集するには、非圧縮のフレーム映像とPCMの音が必須です。
そのため、放送信号で送る前の段階では、音声はほぼPCM(SMPTE302M)で扱います。
映像は、HDでも 1.5Gbps、4K/HDRでは 18Gbpsの帯域が要るので、
光ファイバーを使った分配器が最近になって使われだしています。
https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/event/1418446.html
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