▽ 2024/1/1 (月) 10:23:26 ▽ Go |
| 好事家 さん、わんこ さん
携帯電話でも、アナログ時代から使ってた人は
デジタルになって音がわるくなったと言います。
帯域を大きく使う初期のエンハンスドフルレートから
ハーフレートになった頃に、よく聞きました。
デジタル放送技術の向上というと、最近は
映像の低遅延化が特徴です。
既に最短の 1フレーム遅延は達成していますが、
そうすると音声を圧縮すると間に合わないので、
非圧縮(=PCM)との組み合わせになります。
生中継の場合は、低遅延モードが使われることが多いです。
ただ、放送波にPCM音声を載せることは帯域の問題から難しく、
音声は圧縮されます。
地上波デジタルの初期は、音声は MPEG-1 L2でした。
今の BS4K/BS8Kでは、MPEG-4AAC、またはMPEG-4 ALSです。
ざっくり言うと、MP3プレイヤーの音質から、
ハイレゾ再生機の音質に変わってます。
新 4K 8K 衛星放送の放送技術について
https://www.jas-audio.or.jp/journal-pdf/2019/01/201901_006-012.pdf
ハイレゾ・ロスレス音声符号化と超高精細ビデオ符号化による最高品質|NTT R&D Website
https://www.rd.ntt/research/CS0027.html
今時は中継車からの送出も 4K/8Kで出せるし、
音声もマルチチャンネル可。
さらに人が背負って運べるモバイルエンコーダも、
4K対応版が運用に使われています。
HDの時代は生映像を無線で送る装置もありましたが、
伝送距離の制限もありました。
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