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[1750] ワルツ・フォー・デビー 比較返信 削除
2003/9/4 (木) 21:18:51 わんこ
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> ADで育ったので当時の録音は ADが自然に
> 聞こえることが多いです。ワルツフォーデビーも
> 20ビット何とかより レコードの方がピアノが
> スリムで硬くていいです。再生装置の差の方が
> 大きいのかもしれませんが。
>

昼間 聴き比べてみました。

レコードは 1980年頃のビクターから販売された
スイングジャーナルジャズレコード入門40選の一つ。
簡単に言えば国内版。数百回聴いてすり減っている状態。

CDはJCVの20bit K2 SUPER CORDING
128倍オーバーサンプリングADコンバーターです。
MASAさんがおっしゃっていて、このK2のDACを
使っているCDPだと相性がよいと言っていました。

レコードは最初はAT33 次がシュアータイプV
CDは いつものCD15+0.05ppmクロック+
現代版高いオペアンプ換装+電源強化 です。

やはり レコードの方が甲高く ハイ上がりに聞こえ
ました。低域の量感 厚み レンジで CDがスケール
があります。

ピアノの音も力強く かといって観客からの声 気配
食器の音 その他がマスクされることはありません。

地下鉄の音は、CDの方が強く聞こえるかと思いきや
地下鉄のノイズの倍音?が多いのかレコードも明瞭に
聞こえます。この辺の音の差は 両者の低域の差として
分かります。

EVのパトリシアンで聴いた ジョリジョリした高域
で、雰囲気がものすごくあった音を彷彿とさせるのは
レコードです。高域の繊細さ 細かさはADに魅力を
感じます。ハイ上がり?なので ライブの雰囲気は
レコードの方がある感じです。ビルエバンスのピアノも
白人らしいスマートさとかはレコードの方が感じます。
AT33ではちょっと癖っぽいかもしれません。


でもスケールと音の安定感 を知ってしまうと
普段どっちで聴きたいか? だと 簡単さもあって
CDを選ぶと思います。オーディオ的に何かしたり
楽しもう 雰囲気を盛り上げて聴こう と言うので
あれば レコードを聴いてみたくなります。

我が家のSPでは多少中低域の盛り上がりがあって
CDの音と多少マッチングに問題があるのかもしれません。

一概にレコードの情報量が多い とは言えない

と思いました。CDは完成度が高くできあがっている。

別の種類の録音と再生音であって似ているけど違う。

筋金入り 漂う感じ を狙うんであれば 調整できる
ADが可能性がある様な気がしました。

**

先の 渡辺 貞夫 ボサノバ ライブ
とても心地の良い音で 痺れます。
今度CDを買って 聴き比べてみます。



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