| 2. 「ケーブル抵抗」がDFを破壊するロジック
ここが友人の方への最強の説得材料になります。
アンプ本体が4パラで DF 160(内部抵抗 0.05Ω) を叩き出していても、
そこに 0.1Ω(片道 0.05Ω)の細いSPケーブル を繋いだ瞬間にどうなるか。
合計内部抵抗 = アンプ 0.05Ω + ケーブル 0.1Ω = 0.15Ω
実効DF = 8Ω/ 0.15Ω≒ 53
「せっかく4パラで160まで上げたDFが、ケーブル1本で53
(1/3以下)まで落ちる」 という事実です。
30Wで歪む感覚の正体: ケーブル抵抗でDFが落ちると、
ウーファーの逆起電力をアンプが抑え込めず、
音が飽和(つぶれ)しやすくなります。
ケーブルを3パラにする意味: ケーブル抵抗を
0.1\O→ 0.03Ω に下げれば、実効DFは 約100 まで回復します。これは「アンプのパラ数を増やす」のと同等、あるいはそれ以上の改善効果です。
3. NFB(負帰還)という「魔法」の限界
実際のアンプはNFBによって R0 をさらに下げ、カタログスペック上の
DFを「1000」などに高めています。
しかし、NFBは「ケーブルの先」までは関知できません。
ケーブルの抵抗やインダクタンスによるロスは、
どんなに優秀なアンプでも補正不可能な「垂れ流し」の損失です。
|
|