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[1834] リスニングポジションの測定返信 削除
2003/10/5 (日) 20:36:10 わんこ
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ソファーで座る位置にマイクを置いてみました。
かつてない綺麗な測定結果です。
実はマイクの位置を30cm前にずらすだけで
低域の特性は凸凹になります。

測定結果のプラシボ効果もありますが、耳を下げて
後ろの壁に近づけると低域の盛り上がりがありレンジが
伸びている特性になります。
また頭の位置を床に座る高さにすると つながりが
良くなり 特性もいいです。
部屋の位置 定在波の影響 測定値に現れる癖があり
ますので こんな簡単なスペアナでも価値はあります。
4万円でしたが 十分に償却しました。

**

さて音です。

測定値によってピークが減った刷り込みは大きいです。
それを外したとしても 中低域のスッキリ感は明白です。
ピアノの真ん中から左手にかけてのモワ〜 っとした
ピーク感 ベースの輪郭のモワモワ 声の一部の胴声化
そんなものが消えて スピーカーに引っ張られる感じが
減りました。

ただ クラッシックは低域不足に感じ ふくよかさが
減退してしまいました。また耳の慣れがありますので
それも変化に付いていっていないのかもしれません。

レコードのウイントンケリーのピアノはAT33が
よりAT33になったみたいで ちょっと辛い。

それで TADのカタログをみると 1khzくらい
でのインピーダンスは12〜14Ωくらいです。
つまりそのインピーダンスだとすると、16Ωとしての
コンデンサーの値より少なくなります。
14Ωとすると 38μF 12Ωだと33μF
間をとって35μFの補正にしていました。

すると どうでしょう。交換したからか
中低域がふくよかになるから不思議!


今日は時間切れでこんなところまでですが、
手応えはしっかりありました。

インピーダンス補正のコンデンサーの交換での中低域の
音のさを調節し、ホーンそのほか繋がりをドライバー
やローパスで調節できれば かなり追い込めそうです。
今ひとつ ホーンの位置や 極性の違いは 把握し難い
のですが 電気的に違うのはかなり分かります。

500〜800のピークが減ると ベースラインが
良く分離して音調もしっかり聞けたりしてメリットを
感じています。

今日はなかなか 収穫の多かったです。
JIMさんありがとうっす。 かなりの線まで
行けそうです。ずっと気になっていたピークをつぶせた
だけに嬉しいです!

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