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[1933] スーパーアナログ返信 削除
2003/11/15 (土) 22:35:39 わんこ
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けんけんさんに 譲ってもらったり預かっている
レコードには厳選されたお宝レコードがあります。

その中で スーパーアナログと言うキングレコードが
係わったシリーズがあります。MJQのもいい。

マスターテープから管球式ヘッドアンプそしてそこから
フィルターやイコライザーを通さずダイレクトに
管球式パワーアンプからカッターヘッドに出力
されるそうです。
何枚か聴いていて 皆 音がいいのですが、これには
特に驚きました。
先日のオフで 横で聴いていて音がいいなぁ と
思った 展覧会の絵です。ネットワークが代用だった
ので聴くのを我慢していました。

1959年録音 エルネスト・アンセルメ指揮
スイス・ロマンド管弦楽団
GeneVa ビクトリアホール
オリジナルはデッカの録音。

ネットワークができて じっくり聴きました。
最初から最後まで1枚聞き続けてしまいました。
音が良くて 自然さ心地よくて 途中で
止められませんでした。

展覧会の絵は フィリップスの名録音 菅野編のCDにある
オムニバス盤を何回か聴きました。あちらは音数の多さ、細かさ
緻密さ 筋金入りの低域にしまりでオーディオ的快感
があふれています。(リカルドムーティー指揮 フィラデル
フィア管弦楽団)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FEZK/qid=1068902962/sr=1-2/ref=sr_1_0_2/250-9505720-6261831
これもかなり音が良いのでお薦めです。


それとは 別世界のアナログの音です。あちらは
暗い世界から音が見える。
こちらは 広大なホールがあって そこにカラフルな
演奏家がいる それくらい違うのです。
ムーティーのは空気が冷たいけど、こちらのは暖かく
ホコリもある感じ。音場は先のフィリップスの
何倍も広い。

音量を上げても全然うるさくない。低域の伸び 量感
は素晴らしい。床が揺れる程のエネルギー(AT33で)。
低域は50Hz以下がが豊富。
歪み感が殆ど無く滑らか、ホールの反響が豊富で
空間情報に溢れています。SPが消えます。
そう たぶん他の方の家でも消えるでしょう。
SPの外に 上に 空気が違って会場の中に居る
感じになれる。

どんなシステムでもいい音がするのでは?と思います。

演奏は古めでのんびりしていますし、ホールが石ででも
出来ているのか中低域にピーク感があり モワモワするので
他をマスクする面もあります。
大太鼓が元気でSPの前に出てくるのも
気になったりします。もっと鮮烈に切れ込む音が好み
な方もいらっしゃるでしょう。でも私はこの音をリアルだ、
と感じます。

これは ジャズを聴かれる方にもお薦めです。

凄い迫力だしレンジも広い。
よいシステムや 低域のレンジが確保されスピードの
ある方のシステムだと驚くほど 活かさせる
のではないかと思います。遙か後方に展開する数十名の
演奏に浸るのもいいです。

久々に感動したので 思わずはしゃいでしまい
ました。

**

HMVとアマゾンでも CDがありました。
音は違うかもしれませんが たぶん録音の良さは
活きていると思います。

けんけんさん このレコード 部屋が揺れなかった
ですか?


http://r1.jp.rmi.yahoo.co.jp/rmi/http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp/rmivars%3ftarget=_top?sku=882079

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HW1Q/qid=1068901200/sr=1-2/ref=sr_1_0_2/250-9505720-6261831

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