[スレッド全体]

[2192] 愛聴盤返信 削除
2004/5/12 (水) 00:10:48 わんこ
__ / __

私の愛聴盤の伊藤君子 The Way We were
83年ニューヨーク録音 ローランド・ハナ ピアノ
ロン・カーター ベース アル・フォスター ドラム。

何度も書きましたが ジャズ喫茶でない 普通の喫茶店で
天井近くにつり下げてあった 16 2wayくらいのSP
からFMが流れていて それで けだるい雰囲気と
音がいいなぁ と思って メモって買ったレコードです。

その年のステレオの録音大賞かなにかになったと記憶
しています。

ボーカルとしては好き嫌いがハッキリする 日本的
穏やかなボーカル。おとなしめ演奏でサロン的です。
ただ アナログ録音っぽい 雰囲気があって
ウッドベースが自然でダイナミック ピアノの音は美しい。
アコースティックな美音にしびれます。

何百回も聴いて 酔っぱらって傷だらけ(右)
1年前にヤフーで買いたしで購入(中)
でもちょっと傷有り。

で今回 2000円台で落札しました(左)
程度抜群で 傷もなく大満足です。

古いのと聴き比べましたが 高域が古いのは
少しレベルダウンしているのが分かりました。
数百回聴くと(DL103)多少高域が減衰する
様です。それより ノイズが増えて 微少な音が
聴きにくいのも問題。

ロンカーターの音を聴くと ああ いいウーファーの
音っていいなぁ と思いますし ローランドハナの
ピアノが上手くなると ココロが洗われます。
A面の 1.2.3.4 B面の1曲目を良く聴きます。
B面の2曲目は何故だかベースの音がエレキみたい。

それと CDも手に入れました。
絶版で新品ではありませんが 当時のです。

聴き比べると ・・・
マスターテープの転写ノイズが処理されて消えています。

音は・・・
カートリッジの個性 イコライザーの癖 レコードプレーヤー
の脚色 その他色々とあるんでしょうけれど
レコードのニュアンスが減っています。声の可愛らしさ
が減退し ウッドベース周辺の空気感も少ない。
高域はレコードよりしっかり再生されます。
これでも 充分音の良いCDだと思いますけれど
今回はレコードの圧勝です。
伊藤君子の他のCDもありますが このレコードが
ダントツかと思います。
45回転のレコードもありますけど これはオケが
あって別物です。

レコードが売りにでていましたら お薦めです。
深夜の0.1W オーディオには ピッタリです。

[▼次のスレッド]
INCM/CMT
Cyclamen v3.491
[ut:0.000][st:0.000]