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2004/5/13 (木) 02:11:39 わんこ
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▼ eijiさん

素人の戯言にお付き合いしてくれて
ありがとうございます。
プロの方のお話は嬉しいです。

お読みになっているかは存じませんが
ダンさんの録音の時も収録現場での音や
マスターを聴かせてもらいましたし、
いけださんの 24ビットの録音も自宅で
聴かせてもらいました。

プロは雰囲気で語れないと思うのですが
皆様余裕があるからか 私なんかを相手にしてくれ
まして、良い経験をさせてもらっています。

> わんこさん、こんばんは。
> お歳暮号がエンジンブローした時のセダンオフに
> 静岡ナンバーの赤インプレッサで参加させて
> いただきました。
> 静岡に工場の在るレコード会社と言うと・・・


分かりました。メジャーレーベルですね。
お隣の掲示板の走りオフででも 深夜に渡って
なされた会話は、オーディオの何が人に感動を
与えるか?とか 100万円強のシステムの開発
の前に、社内でどの様な会社のをベースに
比較しているかとか延々と盛り上がったりしました。
巨大メーカーなのに趣味性が高い部分があって
嬉しかったです。

お歳暮号がブローしたのは瑞浪で最初の時でしたよね。
eijiさんの インプレッサ覚えています。
あの時全く走れない初期型635のお陰で
どっぷりとその後土壷にはまりました。

車はバランスが崩れたグサグサ3way?初期型BMW635も
システムを総入れ替えし、少しはまともになってきました。
今の中期ベースの635は、訴えるモノはウエストミンスター
級かと思っています(笑)
SPの方も色々と手を入れ 経験してセッティング能力を
得て 最高のお気に入りを作り上げたいと思っている
のですが・・・

>
> アナログ録音に転写ノイズはつきものですが
> DOLBYを使うとほとんど発生しません。
> 音質重視でDOLBYを使わない場合もありますが、
> 落語etcでは悲惨なことになります。


なるほど 落ちが先に聞こえたら それこそお話に
ならない(笑)

> 70年代のオーディオラボ録音がSACDで見事に
> 復刻されていますが、dbxの威力のたまものです。
> DOLBY全盛期にdbxを採用した菅野さんは偉大です。


先日 ある場所で復刻版を確かSACDだったと思いますが
聴かせてもらいました。
素晴らしさにたまげました。菅野さん 偉大ですね。
dbxを使われていたんですね。
自宅でカセットを使ったことがありましたが
何だか変な音でした。業務用と格安タイプとでは
当然違うのでしょうけど。

> カッティングのレベルが高いと、当然プリエコーは
> 目立ち易くなります。
> 送りピッチを拡げてプリエコー(ゴースト)を逃げる
> ボタンもあるんですが、多用すると収録時間に影響します。
> ダイレクトカッティングで、某SAX奏者がしずかなところ
> で突然ブアッとやってくれた時は、肝をつぶしました。


プリエコーが目立たないように ピッチを広げられる
ですね。一本道一筆書きのレコードらしいです。
ダイレクトカッティングは何枚かありますが
音的に低域が不足していたりして 演奏もあって
何度も聴くことがありません。
収録も難しいんでしょうね。


> CDと聴き比べて、レコードの方がダイナミックレンジ
> やエネルギーが多く感じられるのは、残念ながら錯覚です。
> マスターテープと聴き比べると、ラッカー盤の定位の悪さに
> いつも愕然としていました。
> レコードは、きちんとマスタリングされたCDに
> ほとんどの場合、手も足も出ません。


CDの方が当然スペックはいいし、実際低域に関しては
私の経験したAD機器では どうにも勝てない様な
気がします。
レコードのセパレーションの悪さとその他諸々が
関わって 蓄積されたレコードのノウハウが活かされ
素晴らしい音と聞こえるんだと思います。

コンプレッサーでダイナミックレンジを小さくした
方が 迫力があるように聞こえたりします。

ところが そのCD 出始めの頃から どうにも
レコードの方が音が良い と感じているマニアの方が
沢山いることも事実です。(私も手持ちのソースとハード
ではレコードの方が好みなのが多いです)

実際先の オーディオラボのSACDを聴いたオフでも
アナログレコード全盛のADとCDとでは 殆どの方が
ADが勝っていると感じました。またメインはアナログの
方が多いです。

SACDはその点レコードを凌駕する部分もあり
CDにくらべて可能性が極めて高いと感じました。
ハードも含めて、コストパフォーマンスが最高かも。

こちらに書かれているMASAさんともお話したので
すが、CDは小さい音量の時にレコードみたいに
情報量と言うか ビット数が足りているのか?
とか話をしていました。
確かにCDはデジタルマスターにまでいかないにせよ
ダイナミックレンジが大きいですが 情報量として
アナログの方が多いような気がします。
あくまで気がしますですが・・・

また 録音された時期もあって、私が好んで聴くのは
マルチモノになる前 ラインミュージックでなく
空間や空気の音が録音された音源が多く それは
CDでもいい音です。

マスタークロックを 高性能化した音を聴き
CDは再生装置にもまだまだな部分があるとも感じ
ました。良いのはアナログに近くなる感じです。

でも結局、良い音の基本は 録音なんでしょうね。

>
> > 最近青年が進んだのか レコードをかける行為自体が
> > 好きです。CDも最低域の余裕とかセパレーションの
> > 良さとか感じられるのですが レコードの底なしの魅力
> > に惹かれます。
> まぁオーディオは想い入れの世界ですから・・・
> 底なしの魅力については同感です。


写実性が重視される部分と 音造りが楽しい部分と分けると
異論が多そうですけど 私は後者重視です。
ダンさんの 演奏は モニター室では 最高でした。
写実性 忠実性だけでOK。他にいらない。
圧倒的にクオリティーが高ければ リアリティーだけで
聴けると思います。

ところがそれがCDRになり我が家で聴くと 装置のバランスの
悪さが露呈してしまいました。でもそれだけでなく 何だか
質感が落ちました。そしてCDとして販売されたのを聴くと
これまたモニター室で聴いた音とは大きく違いました。
デジタルでも難しいんだと思います。
我が家のCDPは音の力強さも もっと欲しい。

もっとまともな音で鳴る完成されたSPを手に入れるべき
なんでしょうけれど、どうもジャズとか 昔の録音媒体でしか
残っていないものを聴くと 物足りなかったりします。
程度問題ですが あまりに脚色の多いシステムは
問題ですけど 逸脱しない範囲で、私は 好みの音を
目指す方向です。
そんなスタンスなのでレコードの趣味性の高さに
惹かれます。

録音のプロのいけださんも カートリッジを沢山持って
いたりするのが嬉しかったです。

eijiさんは 趣味のオーディオはされていないの
でしょうか?

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