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[2199] レコードの妙味には返信 削除
2004/5/13 (木) 17:33:32 わんこ
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▼ eijiさん

こんにちは。

> わんこさん、相変わらずエネルギッシュですね。
> 良い子はもっと早く寝ないと・・・
> あぁ、今日は定休日ですか。



仕事がこなせず 今日も午前だけ仕事をしてきました。
生活の為とは言いながら 厳しい毎日です。
家族が居間から居なくなった後でないとオーディオが
できないので夜遅くなります。
オーディオも体力ですね。

> > いけださんの 24ビットの録音も自宅で
> > 聴かせてもらいました。
> 池田さんが録音された野平一郎さんのベートーヴェン
> ピアノソナタ全集を愛聴していますが、ご本人でしょうか?


済みません いけださんのお仕事自体を把握していないので
ご本人かは分かりません。作品を2.3拝見or聴かせて
もらいました。素晴らしいと思いました。
私の家では フジコヘミングのCD(奇蹟のカンパネラ)が
どうにも上手く鳴らなかったのです。ドライバーまで換えて
しまいました。
いけださんの録音したCDを聴きましたが 音の構成が全く
違い 極めて自然に聞こえ私の要求があながち間違って
いなかったようです。

> > 巨大メーカーなのに趣味性が高い部分があって
> > 嬉しかったです。
> 前会長が音楽好きで様々な恩恵を被りました。


企業のトップは趣味にでも世界のオタクと渡り合える
くらいであって欲しいと思います。


> > 一本道一筆書きのレコードらしいです。
> > ダイレクトカッティングは何枚かありますが
> > 音的に低域が不足していたりして 演奏もあって
> > 何度も聴くことがありません。
> > 収録も難しいんでしょうね。
> 一本道一筆書きには苦労しました。
> ちょっとしたことで、1枚数千円のラッカー盤がパァ
> 一からやり直しです。
> その分、うまくカッティングできた時の達成感は
> 大きかったです。


初歩的な事を質問してもよろしいでしょうか。
色々な方が見る可能性があるので 差し支えない範囲で
結構です。

カッティングエンジニア? として要求されることが
あると思いますが 渡された?マスターテープ 又は
音源から音造りをする部分ってあるのでしょうか?

このスレッドでも書きましたが コルトレーンのライブは
日本盤と輸入盤とでは音が違います。ジャズだとオリジナル
輸入盤を重視することがあります。
元の音源が違うのか それとも材質とか それより
カッティングされるエンジニアの方の範疇なのか
どの様に関わっているのか知りたいです。


> ダイレクトカッティングは、演奏者が一番大変ですが
> こちらも痺れます。
> 開き直ってやっていました。
> 火付け役のシェフィールドのダイレクトカッティングは
> どれも高水準ですが、低域不足ですか?


えっとシェフィールドのもあったと思います。
私が聴いたのは緊張感が溢れていました。
演奏もあって1度しか聴いていません。
他にあったのも忘れてしまったくらいです。
ダイレクトにカッティングされるのは
音の鮮度では抜群なんでしょうか。

私の想像では レコード造りは音造り?だと思っていますの
で 鮮度だけでは評価し難いと思っています。

> 寺垣プレーヤをご存知ですか?
> もう市販されていないと思いますが、凄いプレーヤです。
> アポイントをとってぜひ試聴してみてください。
> 技術者魂に圧倒されます。


雑誌の記事であったような気がします。
ネットで調べてみました。
http://www.sw.nec.co.jp/con/con02/inno/1/index.html#c1

eijiさんは 聴かれたんですね。
詳細は分かりませんが 個人で投資してまで
研究されたとは凄いです。

> > ところが そのCD 出始めの頃から どうにも
> > レコードの方が音が良い と感じているマニアの方が
> > 沢山いることも事実です。(私も手持ちのソースとハード
> > ではレコードの方が好みなのが多いです)
> 適切なマスタリングがされていれば、あくまでCDの方が
> 優れていると思いますが、レコード特有の歪感をプラスに
> 評価すると逆転の可能性はありますね。



この辺は とても興味のある部分ですが 技術的な事
でなく 聴感と言う立証し難い観点での話になります
ので上手く言えません。

先の伊藤君子のレコードでは 10人中8.9人は
レコードの方を評価すると思います。

再生装置込みでの話となると 普遍性がなくなりますし
難しいです。

> オクタヴィアレコードの江崎さんが、SACDの
> マスタリングを担当されています。
> 菅野さんも「元気のいい音」と評価されていました。


存じませんので覚えておきますです。

> > SACDはその点レコードを凌駕する部分もあり
> > CDにくらべて可能性が極めて高いと感じました。
> > ハードも含めて、コストパフォーマンスが最高かも。
> タイトル数が増えれば鬼に金棒です。
> 菅野さんは86年に、CDフォーマットの寿命は15年と
> 書かれていました。脱帽です。


レコードは 音の調整が可能ですから まだまだ
残ることでしょう。

> > マスタークロックを 高性能化した音を聴き
> > CDは再生装置にもまだまだな部分があるとも感じ
> > ました。良いのはアナログに近くなる感じです。
> 通電してもしなくても寿命6年で数百万円の○○○クロック
> なにをやっても音は変わります。


ルビジウムクロックは10年持たないと聞きました。
データーで音を解明することは難しいのかもしれません。
でもクロックであれだけ変わってしまうと 何を基準に
したら良いのか分かりません。ユーザーにはもっと
分かる様にしてもらいたいです。

オフで体験したZANDEN社のターンテーブルは
素晴らしかったです。音の強さ 滑らかさが アナログ的
に感じました。

DACでも、オーバーサンプリングされたのを聞いても
これまた全然違う。脚色が強いなぁと感じることもあれば
細かい音が増えた様に聞こえることもあります。

ここで振り返りますと、こんなに違うことがまだある
となると、レコードよりCDが特性が良く 正確性が
高いと言われても どの領域での話なのか 分からなく
なります。

デジタル録音でもマスタークロックをグレードアップ
すると 再生でも根本的に変わってしまう。

結局 自宅で聞く再生レベルとなると 記録媒体での
正確さより 音を左右する多種の要因に注目せざるを
得なくなってしまうのではないでしょうか。

ならば いつでも自分の好みに調整して鳴る アナログ
の方が安心感や安定感が優位になることもあると思い
ます。


> CDRとCDで音の違いはいかがでした?
> SACDでしたらモニター室で聴けば、録音中の音と
> 区別がつかなくなると思います。


モニタールームでの再生は ハードディスク。
自宅に持って帰って聞かせてもらったのは ADコンバーター
直のとハードディスクからパソコン上で焼いてもらった
のとあります。いずれにせよ音は変わり 自宅の装置の
違いが多すぎて 判断できないくらいでした。
ただ言えるのは モニター室で聞いた音は 生とHD録音
と殆ど差が感じられないくらいに正確。
モニタールームの装置を同じような部屋で聞いて HD
を持ってくればそのクオリティーが聴けるだろう と
思いました。

それがマスタリングして ダイナミックレンジを圧縮し?
イギリスに渡り CDとして売られた音は全く
違いました。ふくよかでバランスも低重心で聴き易い。
イギリスのレーベルでは一度ADに変換してマスタリング
したとのことです。

ピュアリズムから言えば飛んでもないことなんでしょう
けれど 私はそれで レコードもCDも製作される方の
音造りの手中にあるのではないか と思うようになり
ました。

SACDは HDの記録性能に近いのでしょうか。
技術的なことが分からないまま 想像しています。


> > 録音のプロのいけださんも カートリッジを沢山持って
> > いたりするのが嬉しかったです。
> サンスイプレーヤの付属品、スタックス、マイクロ、
> デノン、エンパイヤ、オルトフォン



うんっ?↑をお持ちなんですね。


> > eijiさんは 趣味のオーディオはされていないの
> > でしょうか?
> いつも気になっているんですが、試聴環境劣悪のため、
> スタックスのヘッドフォンがメインです。
> ADプレーヤは千数百枚のレコードと共に屋根裏に
> 在ります。


ああ やっぱり!
数千枚のレコードとなると場所を取りますよね。
希にしか聴かないのはどこかに置いておいて
良く聴くのを手元で聴き易く設置したいです。

eijiさんも もし環境が変化したら レコードを
復活されるのでしょうか?

いけださんも 環境変化でいずれ復活されると思います。
eijiさんも 環境が変わった暁には 復活される
ことを期待しています。

**
昨晩はDL103を丁寧に綺麗にして聴いたらかなり
良くなりました。DL103Rよりもナローな感じですが
ふわっとしたボーカル いいです。

IKEDA それからエミネント とか アナログと言う
雑誌の記事や管球王国を読み妄想しています。
CDPに30万円は出せなくても カートリッジには
出してしまいそう・・・矛盾し過ぎ

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