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[2316] 中域をどこまでホーンで鳴らすか返信 削除
2004/8/29 (日) 15:09:39 わんこ
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ウーファーのローパス用のコイルが2.3mHの時の
極端に言えば キンキラ コーコーに感じた音は、
ピアノの音が今よりスッキリ よい響きがありました。
ところどころの帯域でピーク感があったり テカリが
あっても私の気持ちいいと感じる音があったのです。

まず クロス900Hzの設定でのホーンのローパスを
下げてみます。コンデンサーの4.7μFを大胆に追加
してみます。当然ですが 測定上も ホーンの帯域が
下まで伸びてきて つながりが良くなりました。

聴感上はクロスが800Hz以下になった感じ
でして、如何にもホーンらしい 骨太の重量感のある
中域です。ピアノの音も太く 硬く 明快 ちょっと
色彩が濃すぎる感じ。
ホーンらしい音で ホーンが嫌いな方には受け入れにくい
音です。
ただ サラッとした軽やかさ 響きの美しさ
風が吹き抜ける爽快感 みたいなのが足りません。

ウーファーのローパス用のコイルが2.3mHの時の
ピアノやボーカルの音に戻したくなりました。

またネットワークのケーシングから外して行います。

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2.3mHの音は アルテックの416がハイ上がり
になって低域の重量感が減退し、例の明るさ 甲高さ
が感じられます。声が浮き上がり ちょっと中域が強い。
なんと行っても音が前に出て抜けが良く、音楽を聴く
気になります。旋律がよく分かる。

600〜1kHzくらいの音をホーンで再生するか
ウーファーで再生するか?
この様なタイプのSPを使われるかたの命題の一つかと
思います。

我が家の416と2420とホーンでは この帯域は
416の方が軽やかで美しく感じます。2420では
800Hzくらいがちょっと厳しいのか それとも
ホーンが小さいのかもしれません。ホーンの材質が
響く様な音に感じます。如何にもホーンの音がするのは
この帯域が原因ではないかと思います。

アルテックの家庭用システムでも ドライバーは違います
が、クロスを1.2kHzに設定されているのが多く
至近距離で聴く場合クロスは高めの方が良さそうです。

画像は軸上1.2mでの測定値です。

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