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2004/9/30 (木) 20:34:24 わんこ
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最近 よく聴きます。
*yamato ensemble  EUCD 1717*

ダンさんと奥様、そしてお友達の
佐藤さん、それとBBC交響楽団のフルート奏者の
リチャードが 三味線 尺八 そしてお琴の17弦。

ARCというイギリスのレーベルです。


東大和市のハミングホールの小ホールを借りて
いけださんが録音しました。その時の最初のマスター
のCDRと聴き比べ。

お琴や三味線 は音の立ち上がりが鋭く タッチの音は
鋭い音がします。17弦の最低域は通常のお琴よりレンジが
広がっていて ゴォーーーンと 凄く低い音が入っている。

ダンさんの奥様が演奏する
6曲目の17弦のソロ MIDARE

これが素晴らしい。CDはアナログに変換してからの
マスタリングだそうで 大迫力。
曲もノリノリの部分があって盛り上がる。
ファーストコピーの方は音がちょっと細めだけど
その場の雰囲気が伝わってきます。
音が良く 部屋の空気が変わる感じ。心地よく
体に染み入る快音とでも申しましょうか。

3曲目の FUTASU NO DEN−EN−SHII
尺八と17弦と普通のお琴のトリオ
分かり易い曲調で乗りが良い。

5曲目の KAGEBOSHI
佐藤さんの 三味線とうた
録音の時、ステージの前で聴いていると 佐藤さんが
ぽっかり浮ぶのは当然で声が凝縮して発せられていた。
三味線の軽快な音とふるえがボーカルと一緒に
ホール全体にき渡った。

モニタールームでもB&Wの805から その場の雰囲気
たっぷりに 凝縮感とエネルギーが減退せずに再現
されていた。

これが我が家で聴くと かなりスポイルされてしまって
いる。やはりCDよりマスターリング前のCDRの
方がリアルっぽい。聴けば聴くほど音が心地良い。

何回も書いているけど デジタルでありながら コピー
や製品化 そして機材の差によってこれだけ音の差が
出てしまう。それなら 生録したその物を出来るだけ加工
する前に聴くことに意味を感じます。
とても高価なCDPやDACを使わなくてもリアルさを
味わえる近道ではないでしょうか?

それと生で聴いた音だと 自分の装置のセッティング
調整に とても役に立ちます。元の音が分からないCD
を使うより有益な部分が多いです。

製品化されたCDとは違う世界にある 録音ソース
の威力は凄いです。

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INCM/CMT
Cyclamen v3.491
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