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[2603] 聴き味の違い返信 削除
2005/2/24 (木) 19:09:40 わんこ
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20数年前にタモリさんが絶賛していて買ったLP。
私の大好きな愛聴盤です。オースカーピーターソンと
ミルトジャクソンの Very Tall 1961年
ポリドールの販売したVerve盤(右)。

レイブラウンのウッドベースがズッドーーンと
強調され大迫力、それがミルトジャクソンのコロコロと
音の粒を丸めてちりばめて置かれる感じのする
ビルラフォンの音と木質感のあるピアノの音で大変優雅。
テクニックあるぞ〜 みたいな自慢がかいま見られる
その後のオスカーピーターソンの軽い演奏と違い
しっとりと絶妙なタッチを聴かせてくれる演奏も
良いです。深夜の0.01wオーディオには抜群!

染み渡るよい音のバランスです。
ウッドベースは左に張り付き、ピアノはちょっと
腐っている(失礼)音、でも
スケール感があり美しさと繊細さが醸し出され味わいが
多くの人を魅了する快音でしょう。
ココロが一気にその世界に入れる雰囲気があります。

ヤフーで最近レコードを物色していて 予備に700円で
購入しました。コロンビアの販売したVerve盤(左)

そしたら 右の見開きの豪華なジャケットと違って
ぺなぺなの史上最高に薄い?ジャケットケース。
ご覧のとおりレコードの形が浮いています。

期待して レコードをかける。最初はSPU

おおっ 高域がクリア〜か?

と思いきや ・・・??? ずどーんがありません。
ビブラホンが天に輝く星の様に煌めき、その後
真綿でくるまれてポッと置かれる雰囲気がない・

どうも これは 大外れの様です。

低域のボリュームが少なく レンジも狭い。ガッカリ
CDは左右のレコードとの中間くらいでしょうか。

もしこのレコードを聴いたら たぶん このレコードが
愛聴盤になることはないでしょう。それくらい音の差が
大きいです。
私は音楽マニアと言うよりオーディオマニアです。
音が如何に感動を左右するのか?を
感じてしまいました。

誤解を恐れずに言ってしまおう。
右のは 80年代キャデラックに乗せてもらっている感じ
左のは 2台目シビックでフリーウエイを走らせている感じ

です。車の乗り心地が違う様に 聴き心地も違います。


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