| こんばんは。オット・プ氏の録音した音源が、ちょっとだけ
話題になっていましたので、ちょっとだけ私も。。
あのライブ音源は、ECM−999というSONYの
傑作とも言えるワンポイントステレオコンデンサマイクで
録音しました。それを、MOTU828というプリ内臓の
オーディオインターフェースを通し、それを一旦ハードディスク
に取り込んで、そこからMP3に変換しています。
MP3になるまでの工程で、やはり圧縮工程が入りますが、
この「圧縮」が問題なのではないかと思うのです。
「圧縮」を行っているにもかかわらず、かなりの音質には
なっています。それを、非圧縮データとして聴いてみれば、
当然、それより高音質であることは明白ですよねぇ。
実は私もiPodモドキ、ハードディスクプレーヤーを昨年の
11月ごろ手に入れました。これは、非圧縮のWAVEデータとして
録音することができるモデルで、大変重宝してます。しかも
ディジタルINPUT、OUTPUTが付いているため、MOTU828の
インターフェースにてAD変換されたものを、そのままCDに
焼くことが出来るのです。実はこの方法で録った音は、
強烈にリアルであることを確認しました。これをMP3に変換
してしまうと、やはり「圧縮」の工程が発生します。
そこでの損失は、「やはり・・」と言わざるを得ないんですよねぇ。
では、初めからMP3データとして録音した場合、どうなるのか。。
実は、今回手に入れたiPODモドキのプレーヤーは、それもできます。
したがって、最終的にMP3で音楽を楽しむという事であれば、
MP3で録音してしまったほうが、何の「圧縮」工程を踏まずに
行けるっていうことなんです。
今、音源として捉える事のできる最大の安価な手段は、
CD、もしくはアナログレコードしか無いと思います。
そうすると、ディジタル領域でCDからMP3に変換するよりも、
アナログレコードをアナログのまま再生し、それを
MP3レコーダーで「録音」という工程でやってしまえば、
もしかすると、もしかするかもしれませんよ。(笑)
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