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[2727] Re2:蘇った CD−15F返信 削除
2005/4/10 (日) 20:47:24 わんこ
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▼ shunyuukiさん レスをありがとうございます。

まだ、多くを聴いていないので確かな事は言えません。
ただ 私なりに素直なインプレをお届けするように
したいと思います。


> これから、また自分の見つけた音を再現される出来る事が出来て羨ましいです。
> 私は、まだCDP(LHH900R)のみ見つける事が出来ましたが、
> その他、アンプ・スピーカー等見つけるは相当な時間とお金が必要と思われます。


好きな音の実現、そして、その過程がオーディオの趣味の
醍醐味ですよね。最初から完成し完璧でしたら面白く
ありません。その過程で色々なことを知ることにも意義が
あると思います。ヘリコプターでエベレストの頂上に
連れてこられてもちっとも面白くありません。
生の音は コンサートに行けばいつでもあるん
ですから。

> ノーマルCD15は、確かにLHH700ほどでは有りませんが圧倒的な奥行きと量感はありますが、
> 解像度はやや不足気味だと思います。そこを改善するのはクロック交換等の改造なのでしょう。
> 但し、解像度を追求すると奥行きと量感がやや不足しがちになる傾向にあると思います。
> これは、少し違うと思いますがLHH700とLHH700FTの差で経験した事があります。
> 本当は、解像度・奥行・量感全てを兼ね備えた物がベストなんだと思いますが、どこかで妥協が必要になる。
>
> LHHでも判りますが、私はどちらかといえばメインに使用するのは解像度の高いR付きシリーズが好きですが、
> 奥行きと量感が欲しい時は、R無しを使用する事にしています。
> これは、例えばがおかしいかも知れませんが、車で言えばトヨタ好きと日産好きの差の様なものではないかな。



この 解像度を求めると 音場感と相反するイメージ、との
ことですが 私の場合は 音場感と 音の力強さ 音像の
太さとの両立の難しさとして感じています。

shunyuukiさんの 求める 音場感と 解像度が元々違う
と思いますので 一緒に話が難しいと思います。
これは 実際に機器を聴き比べて話をするしかないと
思います。

私の思う 音場感 空気感 奥行き では
CD−15、LHHシリーズは得意だと思います。

でもその機器の違いを上回るの要素があると感じています。
ハッキリ申しますと、音場感の広さ 高さ 奥行き そして
前後感 定位の良さ これは クロック交換がもっとも
強烈に効いていると思っています。
レンズで見た画像のピントが合う感じ。これは CD−15
とそのクロック交換が最も違います。
当初 ハイ上がり?と思ったのですが 低域の伸びも
素晴らしいです。オペアンプも電源周りも交換してしまった
ので 一概に言えませんが その違いは 他の機材の
比較の枠をこえています。
先の3台の比較では ソニーとマランツでは音色も
クオリティーも違います。が こと音の分離 音場感
前後感 そしてレンジの広さではクロックの交換が
大きく、CD−15と改造では 同じDACにつないでも
大きく違うのを確認しました。CD−15でもターンテーブ
ルの音即ちデジタル出力に違いがあるんですね。

クロックは単に精度が高いのが 音に寄与するのでは
ないそうです。これは実際に経験していただいての
判断してもらうしかないと思います。

私は 特注の0.05ppmのにしてもらっています。
その前に 1ppmのにも交換してもらいました。
1ppmと0.1ppmの違いを調べる為です。
それは かなりの変化でした。
また 後ほど ZANDEN社のを聴かせてもらいました
がこれは相当な違いでした。ソニーとマランツの音の差
とは違うベクトルでの違いだと思います。

1ppmのクオーツだけですと数千円で購入できるそう
ですので是非ともトライしていただきたいです。
電源関係その他のノウハウがあるそうです。

こちらに 900をお使いのWATTさんのレポート
がありますのでリンクさせていただきます。
http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s1517


shunyuukiさんの求める音場感と同じかは分かりませんが
交換した人もこのクロックで長年到達できなかったアナログ
の世界に対向できるのでは?とのことでした。
私はアナログとCDは別世界で 比較できないと思って
います。油絵と水彩画の世界でしょうか。

勿論精密さも競えますが デジタルにせよアナログにせよ
マスターの音とどれくらい離れているか?と
音がどれくらい感動的か?は別だと思っています。
音の正確さではデジタルで環境を整えるのが近いと
思っています。が・・ その壁はCDではかなり
高いのではないかと思っています。SACD等を聴くと
それを如実に感じます。

私は ルビジウムクロックをマスターに使ったのを聴いた
経験と
http://wanko.cside8.com/sinkuu/sinkuu.htm
位相ノイズの極めて少ないクロックを導入した ZANDEN社の
ターンテーブルのクロックをいけださんの 24ビット
録音されたサントリーホールの録音を聴いた経験から
http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s2101

その効果について かなり確信をもっています。
音場感 ピントの合い方 奥行き 細かい音の再現では
驚くべき効果だと思っています。「腰を抜かすくらい驚いた」
と書かれている方もいますが それくらい違います。
CDPの銘柄の違いより大きな違いがありました。
一度それを知ってしまうとなかなか戻れないのも事実
です。

以上からも できれば お安く 変化を楽しむことが
できれば CDも楽しいと思っております。
私のCDー15改も 落ち着きましたらお送りしますので
是非聴いてみてください。

ただ 音が細かいのは良いのですが アナログのSPU
みたいな太い ブリブリした音にはなりません。
また オーディオテクニカのカートリッジみたいに
煌びやかに光り輝く音にもまりません。パイプオルガンの
地をはう音の正確さはCD−15改で再現できても
蓄音機みたいな 一曲聴いただけで満足するくらいの
ボーカルの実在感を求めることはできません。

CDが完成度が高いがゆえに自由度が低いと
感じてしまいます。

今後 DACにて 音の好みの方向を模索したいと思って
おります。ブリブリと強く アナログのレコードの力強さ
濃さが欲しいです。CDの歪み感は少なくの細かさを
活かして・・・


> それとノーマルCD15復活計画は、これからですね。またメールして下さい。
> 長々と、つまらない事書きましてすいません。


メカを落札しました。
是非とも  shunyuukiさんの 援助を得て CD−15ドナー
を復活させてもらいたいです。ノーマルとの瞬時聴き比べ
は 色々なことが分かると思います。

音はあくまでも個人的なインプレです。ネットは他の
方への影響があって慎重にすべきところもあると思い
ます。でもそれを気にしすぎたら 素直な意見も
言えません。
素直にインプレを書かせていただきましたが
人と環境が違えば 逆転することもありえます。

一個人の意見として受け取ってくださいませ。


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