| まず 常用している テクニカのプロ用ロングアーム
AT−1501 II に装着して聴きます。
出力がMMとしても大きいので トランスはスルーです。
さて ・・あれ
片方の音がでない
逆相の音しかでない モコモコ
う〜ん レンジが狭い 中域から中高域が弱い・・
何度か接続しなおしたり、ベースフレームにしっかり刺して
みたり シェルをしっかりアームに取り付けたり と
している間に何とかそこそこの音になりました。
まず音がダイナミックです。
私はカートリッジにはMMの優しい音より MCの
弾むダイナミックな音が好きです。
デッカのは カンチレバーが短く発電しますので
ダイレクトな音を期待していました。
ダイレクトな音です。
特に 中低域のエネルギー 張り出し スネアのアタック
等は 凄いです。DL−103が大人しくなります。
AT−33が上品です。SPUは太いねーです。
同一周回でバトルをしている シュアーのタイプVと
聴き比べると あちらは 優等生で ワイドレンジ
細かい事もかなり出ます。DECCAは 元気がいい
んだけど どうみても シュアーの方が対応が広そう
です。
音が重なり合ったとき 混濁し ワイドレンジで
ないので しなやか と言う言葉はこのカートリッジに
最も合わない表現だと思います。
これが 常用カートリッジとなる可能性は少ないかなぁ・・
とちょっと消沈していました。 |
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