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[2966] 熱い!オーディオチェックレコード返信 削除
2005/11/26 (土) 21:32:26 わんこ
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ネット、ヤフオクでずっと探しています。
いけださんが お持ちのクインシー・ジョーンズの45回転
オーディオチェックレコード。なななか見つからない。
今回は違うレコードを買ってみた。

聴いてみました。

う〜ん 高域の伸び ダイナミックレンジは59年の
録音としては優れています。当時は高域が厳しい
時代だったのか オーディオチェックレコードでは
こういった甲高い音のレコードが多いと感じています。
ダイレクトカッティングでも何故だか多い。
私の装置が変なの?

音はさておき 裏面の解説が面白い

*************

さて、このレコードは、1959(昭和34年)11月
4〜9日にニューヨークのファイン録音スタジオでボブ・
ファインのミキシングで録音されました。ステレオ初期
なので20人編成にマイクはたった7本、テープレコーダー
はステレオ用がアンペックス350−2、モノ用が300
を使用。
この時のパーソネと使用マイクロフォンをご紹介しましょう。

リードセクション;テレフンケンU47×1/フィル・
ウッズ、ポーター・ギルバート、ジェローム・リチャードソン
、バッド・ジョンソン・・・

詳細に書いてあります。

・・・途中省略 ・・・


20人のバンドに7本のマイク、間は漏れでつなぐ・・
と言うプリミティブな録音のために、スケール感
空間合成による ハーモニーがステキです。
マイクではU47はコンデンサー型で後のノイマン、
44BXはRCAの誇る双指向性リボン型、アルテック
639Cはリボンとムービング・コイルの2ウエイ式で
原型はウエスタン639Aでベビー・ヘッドと呼ばれた
でかいものです。当時の写真によると、無指向性コンデンサー
・マイクを吊し、サックス5人がグルリと円にならぶ・・
という収録法が使われており、バランスは各奏者が
各かくの演奏でとっていたんです。だから最高なんですね。

**

この様に書いてあります。

今聴けば 音は左右に分離し ハーモニーでいえば
それ程溶け合っていませんけど 考えた録音だった
そうです。

これは 先のいけださんの録音に比べれば
空間の表現 溶け合い そして 図太さが全然足りません。

ただ気合いは伝わってきました。
これを

 オーディオ心

と言いたいです。

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