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[3053] ケーブル比較返信 削除
2006/1/7 (土) 00:45:35 わんこ
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Sさんに お借りした 二つのケーブル。

右側がリファレンスになると思われる Sさん自作の
ケーブルです。先日のオフで CDPとプリアンプの
間のケーブルに使い 低域の締まりが気に入り
使わせていただいています。

先に書きましたとおり プリとパワー間まで使うと一気に
音の毛色が変わってしまうので元にもどしていました。

本日 女性ボーカル そして アコースティックギター
を聞いていましたら 何となく 音が寂しい。
中低域のふくよかさが少ない感じ。
ギターのタッチの音 倍音が粒立ち良く浮かび上がるのは
良いのですが ボディーの感じが少ない。

それで 左の TAD?のケーブルもお借りしていたので
使ってみました。お値段は3万円級!だそうです。

あれま 音の傾向が正反対。あれ〜 こもった音?

その分男性ボーカル帯域がふくよかになり ベースの音が
分かり易くなりました。自作ケーブルがハイ上がりと
すれば こちらのケーブルはローブースト。
自作ケーブルだと ホーンの帯域が目立つ感じがして
安心して聴けるのは TADで 相性はこちらの方が
良いみたいです。中高域の曇りはありますが・・・

ケーブルの違い これだけ大きいと困りますね。
トーンコントロールで TADは高域を1目盛り絞り
低域を1目盛り上げた感じ。

使う装置がハイ上がりだったり 低音ブースト系の部屋
だったり すると ケーブルの相性はクオリティーより
先に帯域のバランスの相性で 変わってくる様に思います。

先輩に「ケーブルに迷っている間は まだ音が決まっていないの
だろう」 と言われたことがあります。

確かにケーブルの違いで ホーンのレベルも0.5dB
くらい変わってしまいそう。ネットワークの素子の選択も
例えばホーンのハイパスのコンデンサーも変わってしまう
様に思います。
(勿論 先日のオフみたいに アンプが変わればネット
 ワークの設定も微妙に違うし、アンプのコンデンサー
 一つで全然変わってしまう)
自作派の人にとっては ケーブルより遙かに調整箇所が多く
範囲も広いので、わざわざ後で微細に調整のやり直しが
必要になるのでケーブル選びで難儀したくないのかもしれ
ません。

逆に 完成品を使っている方は アッテネーターくらいしか
調整の範囲が無いので ケーブルの違いに驚き 比較交換を
余儀なくされるのだと思います。

自作SPだと パーツにもよりますが 素子の値段は数十円から
数千円。確かに多数いるけれど、ある程度データーもあり
ますし 今回のコンデンサーみたいに銘柄での方向性も
分かってくる。人と分かり合える基準、伝えられる個性がある。

それに対して自作されない方は、ケーブルそれも違いが数値化されて
いないパーツの交換によって好みの音に調整している様に
見えます。パーツが高ければ高い程 冷ややかな目で
みてしまいます。何故なら 客観的な数値、データーが
が殆ど無いから。

ケーブルで解像度 分解能 音場感 ・・・ が良好になる?
確かにおっしゃるとおり。でもね じゃ質問。

ならば その素晴らしいケーブルを10cm以下にしたら
もっと良くなるんですか? えっ どうなの?

何か音を付与させている とか癖を伴わせているとか
アンプのSP制御が不十分だから変化が出易い とか
思わないのでしょうか。
まあ 趣味だし ご自身が良ければ良いんですけど・・・
10万円のケーブル3mより 100円のケーブル10cm
の方が良さそうに思っている私は アホ?
脱線しました。

やっぱり クラフト やった方がいいですよね!
カップリングコンデンサーを交換してみれば分かる(笑)

Sさんは バリバリの自作派ですので 後ほどケーブル
談義をさせていだこうと思います。

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