| かきんさんに ご紹介いただき 購入して聴かせて
もらいました。
オール・カインド・オブ・バラード
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000AU1K36/249-3496763-1737146?v=glance&n=561956
バラードが殆どのＣＤで 一聴して 美しい音だと分かります。
特にピアノの高域の美しさ 透明感 音の伸び タッチ
鍵盤の周囲の感じが伝わる様は 最高だと思います。
ココロが浄化される美音で さすが紹介されるだけ
あると思いました。
演奏は ロマンチックで 切ない 男心 女心を
訴えてくる感じです。深夜の０．０１Ｗオーディオを聴かれる
方にはお薦めです。
さて オーディオオタク的 録音 音について 気ままに
書かせていただきます。
ピアノは 真ん中の音がちょっと薄めで 和音の響きは長め
です。ですから骨太の中低域を期待するとちょっと足りない
感じがします。でも 低域の下のレンジは伸びています。
ので スケールはでかい。
とにかく ピアノの右手高音は素晴らしい音です。
気になったのがウッドベースで これは ブーミングが長い。
ピチカート タッチの音が少なめです。
昔のウッドベースみたいに 必死になって音を大きく出した音
ではなくて エレキベースみたいに軽く弾けば いつまでも音が
出ている感じです。よって ベースラインが明瞭に聴けません。
低域はカットせず下まで伸びているので レンジ感は素晴らしい
です。もし低域がだぶついているシステムだとブワーーンと
引きずって気になるかも。
私はウッドベースオヤジなので もう少し膨らみを減らしても
タッチの強くわかる 音が好きです。
さて ドラムです。これも 特徴的な音だと思います。
私の好きな キースジャレットやその他のレコードと違って
シンバルの音をかなり遠くしています。
よって炸裂するシンバル より かきんさが書かれていた様に
上品に漂う美しさ 繊細さ 粒子の細やかさ が美くしく
でます。ドラムの周辺の空気感が分かるのが良いです。
それに対して タムタム フロアタムの音が 大きく
フューチャーされている感じ。
小さく叩いても 大きな音がでる。ですから バラードで
あまり強く叩かないものの 時々叩くと 驚くほど目立つ
そんな録音です。バスドラは小さめです。
それぞれの音が とてもハイファイ その３つの音源が
主張しあってとけ込んでいる感じがしました。
ちょっと 本来聞こえにくい音を 拾いすぎ？かと
感じました。
録音エンジニアの徳永陽一さんと言う方は オーディオマニアの方
かもしれません。
深夜 しっとりとピアノトリオを聴きたい
と思ったとき ４曲目 その他じっくりと聞きたい曲が
沢山はいっている素敵なＣＤだと思います。
よいＣＤをご紹介いただきありがとうござます。
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