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[3832] 300B 比較 その後返信 削除
2006/8/24 (木) 14:22:21 わんこ
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少し音量をあげて聞くことができて かなり分かって
きました。ただ WEとの違いはリアルタイムでなく
記憶 との比較になりますので相変わらずあやふやです。

*VV30B*

我が家の設定条件 300B

 Ep 341V
 Ip  80mA
 フィラメント電圧 4.9V

この仕様が VV30Bに合わないのかもしれません。

帯域バランスが違う。100hz〜250hzくらいが
盛り上がっている。高域8Khz以上が減衰している
感じ。
それと 2Khz周辺が弱い。

一番残念なのが ピアノの輝き 音色の美しさ が
弱いこと。弦楽器の音の立ち が弱い。
どうも 音の伸びが弱く デット 高域が相対的に弱いの
で 繊細な音が出にくい。結果 音が立たず 煌めきや
高域の繊細な情報が足りなく感じます。

私が 快音 と感じる音が少ないです。

*専科 選別球(中国)*

これに交換して分かるのが 高域の情報量の多さ。
音の立ち ウッドベースの活きの良さ(これは中高域
も関係している)

なんたって ピアノが輝き美しく感じる。
ウッドベースも表現力があがる。フラフラ ゆらゆら
ユラギや 雰囲気がでる。高域の情報量が大きく違う
ボーカルも 色気 唇 ため息 が分かってくる。

この違いは大きい。

ただ記憶の中では WEの300Bはもっと快感があった。
こえは のどちんこが見えるくらいだった。ため息が
首筋にかかる気がした。シンバルはもっと美しく 散乱
した。ピアノはもっと高域が美しく輝いていた。
何故なら 聴いた感じ が違うから。
そうそう どちらも 前段の WE418の音が色濃く
乗っている気がします。


何だ 私は WE300Bは暑苦しく 中低域が強い音
と思ってきたけれど どうも違うのは音の伸び 高域の
繊細さ 音の勢い そのようなところにWEの美点が
あることを改めて感じた次第です。

専科の球は かなりお得だと思う。中国球がダメなら
もっとダメなのを聴いてみないと納得できない。
WEが良いのか?

 EH VV30B 専科

こう聴いて

 私にとって 300BはWEでなければならないのでは?

と判断することになりそうです。



この音の差は物理的に違う増幅子 そのものの違いなんでしょう。

真空を電子が飛ぶ 電圧がかかると電子が飛び出す。
300Bは効率が良いと言う。電極間の距離が小さい。
WEの再生産は フィラメントの材質が確保できてから
でないと出来なかった・・・?

きっと電気的数値で測定できる部分があると思います。
良い音 細かい音が出る レスポンスが良い感じ
ダイナミックレンジが広い感じ。きっと物理的な要因が
あるにちがいない。 ただ その因果関係がしっかりと
分かる人はほんの一握りなんでしょう。

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