| ▼ わんこさん
熱いレス、ありがとうございます。
> 昨日は meiteiさんに 「わんこにはDFについて説明
> しなかったから叱られる」と書いてあったので、
×:わんこさんには...
○:> 先のわんこさんへのレスで
です。
> まず 質問です
早速来ましたね。答えられる範囲でお答えします。
>
> 1 A3600は ウイリアムソンタイプのアンプですか?
ウイリアムソン・アンプとはマニュアルに記述がありませんので
判りません。
わんこさんのウィリアムソンタイプの定義はどのように
されています?
帰還量が20dB以上であることに注目されているとしたら、
そこまでは掛かっていません。
> 2 NFはどれくらいかかっていますか?
16dB
> 3 高域の補正は 積分型ですか 微分型ですか?
> それが補正にはどの様に効いているのでしょうか?
微分型位相補正回路です。動作の安定化(発振防止)です。
> 4 ラックスのトランスは20dB近くかけられる性能だと
> 聞きましたがそれはどの特性によるものでしょうか
知りません。
A3600の出力トランスは専用設計で、帯域は100KHz
くらいまで伸びているとのことです。
> 5 出力管の8045Gの定格。最大スクリーングリッド電圧
> はどれくらいですか?
> 6550、KT88とかに換装する場合 プレート電圧を
> 範囲内で変更することになると思いますが その他に注意すべき点は
> いかがでしょうか?
最大スクリーングリッド電圧は、550Vと書籍にありましたが、
NECのデータシートは入手出来ていないので正確であるかは
判りません。
A3600のプレート電圧は490V前後ですので、
6550やKT88を3結で利用する場合でしたら
プレート電圧は下げた方が良いと思われます。
出力管の変更に合わせて固定バイアス電圧の電圧調整も必要です。
これは電源回路の部分にも抵抗変更などが必要と考えます。
A3600の場合は、LUXで6550への換装を
対応していましたので、6550に変更する場合は
問い合わせした上で確認された方が良いと思います。
> 6 結局 オーバーオールのNFを減らすと 何か不安定になる
> 危険性があるのでしょうか?
このような内容でのご質問に答えることは困難です。
元の回路設計にてNFを前提で設計されている場合と
無帰還で設計されている場合で異なります。
無理やり回答するとすれば、無帰還で設計されている場合は
特に問題無いと思います。
一方、帰還を前提としている場合は、そもそものゲイン設計が
異常になると考えますので歪が増加すると思います。
最終的に破損するか発振するかの否かまでは判別出来ません。
NFBを考える場合は、設計値とデバイスの裸特性を知ることが
本来必要です。また、それを補正に使うのか、安定側に
用いるのかは設計者の意図による部分があります。
それを回路図や、キットの場合であれば使っているデバイスなど
から読み取る必要があります。
読み取れない場合は、自分で設計し直すくらいで考えて
検討されるか、測定器を購入されて実験で検証が必要です。
一般にメーカ製では、特性改善の面もあると思いますが
まじは安定性が最優先されるべきだと考えます。
私の考えは、3極真空管の場合(TRと違い)はオーバオールな
帰還が無くても(無帰還?)でも充分実用になる無帰還アンプが
好きです。
> 折角配線を全てやり直すのであれば 抵抗やコンデンサー
> 数個でNFの量が決められるのであれば 違いを確かめて
> みては如何ですか?との意見です。
ごめんなさい、A3600はサンオーディオのSV−VT25
のような思いは無いんです。
サンオーディオのはキットと完成品で私には別物くらい音が
違いました。内田さんに尋ねたところでは部品が違うそうです。
部品の違いでは、トランス、真空管、抵抗類は除きます。
そうすると残るのはコンデンサしか無いのです。
それで、ここまで拘って見た事情が発生したんです。
> 何も無責任 だなんて アンプを造って改造する人は
> こいしさんと同程度の経験や知識はあると思うので
> 心配なんて要らないと思いますよ。
同程度とか知識とかの問題ではありません。
自分自信の技術者としてのモラルです。
> 私はNFの量を変えた音を ppでも聴いています。
> こいしさんは パーツより回路が大切だと言われた。
> それで言っているんです。
もし、そのように理解されたとしたら修正させて下さい。
私の認識は、回路とパーツは両輪の輪です。
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