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[4205] JBLの印象と805の改良。返信 削除
2007/1/21 (日) 11:09:09 いけだ
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ご無沙汰しております。

今更ながらの書き込みですが、
年末にやっと近所のノジマでJBLのDD66000を少しだけ聴けました。
あまり音量も出せなかったので、音量を出せたら印象も変わる
のかもしれませんし、試聴室の環境のせいもあるかもしれませんが
簡単な感想を。
自分が録音したピアノのCDを持参していきました。
まず歪感が非常に少ないです。余計な音がせずに色づけ感も
少ないように感じます。
隣に置いてあったパイオニアの
http://pioneer.jp/components/ex/products.html
と聴き比べましたがDD66000と比べてしまうと付帯音や歪感が
気になります。
特にピアノのアタックで顕著で、何の抵抗もなくスコンと出る
JBLに対して、パイオニアでは歪と響きを伴って出てきます。
単体で聴けばパイオニアも素晴らしいはずなのですがJBLと
比べてしまうと・・・。
今まで自分が持っていたJBLの印象というか思い込みを一気に
崩しました。
店員さんによるとガッカリする往年のJBLファンもいらっしゃる
との事です。
確かにJBLとは思えないHiFi度で(失礼)、仕事にも使えそう
です。悪く言うと個性に乏しいのですが、ちょっと欲しくなり
ました。
#もちろん買えません(泣)。

で、ちょっとだけ考えたのですがこのピアノのアタックの
歪感はドーム型の限界なのではないかと。
いやでもJBLのあの大型のダイヤフラムのドライバーよりは
パイオニアの小口径ツイータの方が歪では有利なはず。
素材も同じだとしたら尚更。
一体なんでJBLはあんなにスコンと来るのでしょう。
わんこさんの格闘を見て躊躇していた(失礼)ホーンスピーカー
に取り組んで見たくなりました。
歪のないピアノのアタックを求めてどこまでいけるか、ゼロに
近い原資の中で研究できたらと思ったのでした。
気の長い話になりそうです(汗)。

でやっと表題の805が出てくるのですが、仕事でコレをメイン
にしているにも関わらず、このピアノのアタックの歪感が
絶望的です。これ以上悪いスピーカーを聞いたことがないくらい。
その点以外のバランスは大変優れているので仕事に使っている
のですが・・・。
で、この805のアルミドームツイータを他のものに変えてみたら
どうなるか試してみたくなりました。
幸いこのツイーターはエンクロージャに嵌め込まれているだけで
簡単に外せます。
一度内部を開けてツイータのネットワークを見てみて、
4オームで91dB程度の能率のもの、ならそのまま交換可能と
判断。そしてハードドーム以外という条件で適合機種を探し
見つけたのがVifaのユニットです。
http://www.tymphany.com/datasheet/printview.php?id=112
ヤフオクでペアで18000円ほどで手に入れました。
http://www.tomoca.co.jp/earthworks/sigma.html
に使われていたり、
ソナス・ファーベルにもOEM供給しているように見えたり(?)
http://www.noahcorporation.com/sonusfaber/index.html
実力はありそうです。
で、写真のように乗せてみたのですが・・・
やはりポン付けでは全然ダメですね。中域が張っちゃって
五月蝿くてしようがありません。
位相を変えたり置き場所を変えてもやはりダメみたいです。
でもスペアナではそこそこフラットに出ているようですし、
高域端の歪感は減っているようにも感じます。
なんとか調整してみてあのJBLのスコンとしたピアノに迫り
たいものです。

乱文失礼いたしました(汗)。


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