[スレッド全体]

[4230] そんな・・・返信 削除
2007/2/2 (金) 00:50:44 JIM
__ / __

▽ kitatanukiこんばんは。

> このあたりの定在波には、多くのマニアが悩まされている
> と思いますが、エンクロージャー側で取り除く、あるいは
> 減衰させる技術はあるのですか。
> もしあったら、ヒントを教えて頂けませんか。


そんな大層なことが判っているわけではないのです。
何より、個人でやるのが最もつらいのがエンクロだと前々から
思っています。

さて、それでも私が常々考えているのが、周波数に対する
音圧のフラットさと、聴感上の感覚が必ず一致するわけで
はないという、言い尽くされたことで、むしろ歪みの分布
や、反応速度の分布など、癖のムラに対し人の耳は意識が
行くように感じています。
100−200と書くと、異なる対策2箇所になりますが、
100であれば、単純に、エンクロのサイズをあげるだけ
で下の減衰の仕方が早めに下がるなで肩に音圧特性もなり
ますので、若干でも容量を増やせばむしろおとなしくなる
ように思っています。ローエンドは上がるわけですが。
一般的にそうするとトータルでもおとなしく静かな低域に
ふれますので、音の形はバスレフポートで調整ということ
になります。
 また、違うアプローチとしてはポートの面積を広げること
により、コーンは動きやすくなるようで、その帯域は反応
がよくなるように思います。広げるだけではポートからの
周波数が上がってしまいますので、長さも伸ばし、形をと
とのえる。あるいはポート面積詰めて、周波数を下げ、ユ
ニットからの音と、ポートからのの音に意図的に谷間を設
定、その隙間が70−100くらいになりますのでそれに
よってもこもこ感を減らすなど。
 あるいは、これも当たり前の話ですが、壁からの距離を離
し、トータルで低いところ全般下げてしまう、加えてここ
でもポートの反応を欲しいところに変えて形を好みにもっ
ていくなど。
この流れで行くと最期に、エンクロの補強が甘いと、この
あたりの周波数が甘くなり、余計目立つように感じます。
反応さえ良ければ少々出っ張っていても気になりにくいと
私は感じます。ちなみに[4218]に私が書いた内容がこ
の方針です。アンプのダンピングで解消しようとケーブル
増やしたら、量感出てしまったのでやむを得ず、というと
ころです。
 逆の方向の調整が功を奏することもあります。
容量を詰めてダンピングを効かせる方向からまとめる場合
です。これでうまくいけばいいな、、と、何時もエンクロ
のなかにコンクリートブロックを放り込み、容量を詰める
ところから箱はいじります(ポートさわりまくった次です
が)。
 さて、4343の箱にしろ、4320の箱にしろ、私とし
ては、@箱の強度が足りず鳴り過ぎる、バスレフ成分つか
いすぎて音が甘い、と言うのが私の印象です。
もっともウレタンエッジ系のJBLユニットは2215以外は
苦手なのでそのせいもありますが。

と、お世話になっているわんこさんのところですのでとり
合えず書いてみましたが、判りにくいですよね。
なんだか自分でやってるときは、料理のような感じでこう
感じたらこうやる、って、感覚的な調整と言うのが本音で
す。感覚でやってるだけで、たいしたことないんですよ。
ヒントにも何にもならずごめんなさい。
当たり前のことばかりですね。
このくらいで許してくださいませ。

[▼次のスレッド]
INCM/CMT
Cyclamen v3.491
[ut:0.010][st:0.000]