|
▽ 2007/5/17 (木) 18:53:27 ▽ わんこ |
| 家族や近隣に気を使い、０．１Ｗ いや ０．００１Ｗ
オーディオをしていた。
風邪薬（焼酎）が効いてきて大分調子が良くなってきた。
左のブルーノートの名盤をＳＰＵで大音量でかけた。
気持ちいい。ＳＰＵはハーモニーがいいんだ。
出力は３Ｗくらい入っているだろうか。
家族から
「心臓に悪い」
「気持ちわるい」
との応援を感じ、分かり易いリズムで踊った。
そうだよ この簡単なわかりやすさ が必要だったんだ。
音があまりにも小さくて 本来の楽器の音と違った音で
楽しむ歪みがココロにのしかかっていたのだ。
だから スカッとしない 本来 レコードやＣＤを聴いて
気持ちよくスカッとしなければならなかったんだ。
＊
レコードを探す。
今度は ギル・エバンス のライブ。
http://www.amazon.co.jp/Live-Public-Theater-York-Vol/dp/B0000014L4/ref=sr_1_16/249-4536846-2382711?ie=UTF8&s=music&qid=1179394993&sr=8-16
１９８０年 ジャズディスク大賞の銀賞をとったレコード、
それの Ｖｏｌ２だ。
貧乏で奥さんが内職をしていた と言われるギル・エバンス
マイルスが デイビットサンボーンが 著名な音楽家が この
オーケストラの元では 少ない報酬で本領を発揮したと言われる。
どうして このレコードを買ったかは覚えていないけど 今
聴くと
かっこいい！
この一言だ。菊池 雅章が プロデュースしたと言われる
ライブ録音。 他のＬＰにくらべて 息の合方がいまいち
とか思われるけれど これがライブの音だろうか
広大な空間に響く ギル・エバンスのシンセサイザー
クラシックのオーケストラとは別の スケール感。
何でこんなに 新しい？ 骨太で男らしい。それでいて
プレーヤーの繊細さが活かされている。
アンプの出力は５Ｗを超えただろうか。
こんな音は 小さなシステムでは 絶対に出ない。
私がジャズ喫茶で夢中になった音は こんなだった。
いや カウントのＡ７には到底及ばない。ましてやベイシー
家族の応援 をしりめに Ａ面 Ｂ面 どちらも聴けた。
みみっちいピアノトリオ 女々しい女性ボーカル
でも そればかりではダメなんだ。
広大な音空間のバスの中に浮かび 快音に満たされる。
ステレオの楽しみ方は色々だけど 装置の能力 ソースの
魅力を 私はすっかり忘れ 虚勢されていた。
時速２００kmからの バトル コーナーリングの刺激
忘れていた。
少しは気持ちいい音楽 演奏を聴こう。
力のある装置をお持ちの人 このＣＤで本来の能力を
発揮させてあげてみてください。
110225
|
|
|