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[4761] やっとNF かけられた返信 削除
2007/8/9 (木) 10:58:32 わんこ
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前回、F5002でNFをかけた時、明らかにゲインがアップ
していたので トランスが逆なんだと想像。
アドバイスを頂戴したので OPTのBとPの端子を逆に
して接続しました。本の数分で終わりました。
試聴結果・・・

 バッチリ(^_^)v

ゲインが落ちて 帯域バランスが大きく変わることも
ありません。

最初は6.3kΩ
まろやかになる感じ。ピアノの音の立ち シンバルの荒々しさが
減退。低域は若干弱くなった感じ。締まりはそれ程変わらない。
勢いの良さが減って それでいてメリットは少ない感じ。
ううっっ

次に1.2kΩ
NF量は増えた筈。

聞いた瞬間に結構爽やか、抜けの良さが感じられる。
高域の繊細さ滑らかさが感じられる。ピアノはアタックの伸びが
減退するけれど 逆に コーコー変に響くいやらしさが減った。
低域はおとなしくなり 締まりはそれ程増えたとは思わない。
予想に反し弱くなった。
前に出力管のPからの帰還の時は、ゴリゴリにしまったのに
比べて変化が少ない。

アキュフェーズA−20

うわ〜 やっぱりそうか。
メーカー製は上手い。
まず全帯域がフラットな感じがする。
ピアノも1.2kΩのNFの時より音がダイナミック。
高域は綺麗なれど 繊細さ  毛羽立ちでは 真空管
アンプが有利か? でもこれは 変な音が少ないことの
現れかもしれません。

低域は締まりもあるしダイナミック。
なるほど・・ この音の上回るのは難しいと感じました。

NF無しシングルについて

OPTでも3種類を聞いたけど トランスの音の差が
大きい。特に低域の差はでかい。

F5002は無帰還で 150Hz以下の量感が凄い。
60Hzくらいの空気感がA−20より無帰還だと多い。
逆に 膨らんでいるのかもしれない。

音の立ちあがり 伸びは シングル無帰還は 荒々しい
けど、詰まった感じがしないのがよい!
蛇口全開の音に感じる。
ファイメットコアーを使ったノグチのトランスの滑らかさ
柔らかさ そして美しさが記憶に残っている。
ただ 何となく しなやかすぎて 腰が無いのは
否めない。低域のレンジの狭さ、力の少なさ 締まりの弱さが
気になる。

F5002は低域のレンジが伸びている。量感もたっぷり。
中低域が強い音とも違う。

高域はノグチの美しさには及ばない感じ。粗い。
これはその前 周辺の素子の音がそのまま出ているのかも
しれません。

これからNF抵抗は簡単に差し替えできるので 変化を
楽しめるでしょうけど あまりに少ないNFでは無帰還の
方が良い感じですし、多いとまとまって来ますが これだと
メーカー製石アンプに勝てる部分が少なくなってくる様に
も思えます。

今回一連の P−600>A−20 そして無帰還帰還の
シングルアンプ と聞いて 印象的なことは

低域は やっぱり電源か? ハイパワー出力時の余裕と
関係が強く 中域から上の美しさは 素子 もあるけれど
音のまとめ方 の影響が大きいかと思いました。

素子の素晴らしさだけでの勝負 は 今ひとつ普遍性が
少ない気もします。良いときと悪い時があるんですよね〜

結局は 音のまとめ方 音造りの妙味 が最後に残る
のだと想像します。

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