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[4779] Re2:MDとWFのつながり返信 削除
2007/8/14 (火) 18:14:03 わんこ
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▼ かきんさん

こんにちは。
今日は 久々に オーディオを聴いていました。
クラシックが聴けるようになって気になる部分もありますが
結構満足できました。
音が良いと クラシックは惚れ惚れする音がするもんですよね。

> WFとMDの位相を正確に合せる事が出来るのでしょうか
> WFは壁や床の反射・エンクロージャーの振動など色んな影響を受けますので
> 多分、単一の位相など存在しないでしょう。
>
> 位相だけでなく、指向性や振動板の位置・音像の位置など他の要因が
> 絡み合っていると思います。
> ホーンの位置を決める時に私が一番大事にするのが、音像の出来る位置です。
> クロスオーバーポイントや位相に関しては、ピアノの左手や
> ボーカルの音がより、力強くシャープに定位する方を選びます。


かきんさんの WFとMDの調整方が伝わってきました。
ホーンの位置の調整を音像の定位 位置 鳴りっぷりから
調整されるんですね。
ご存知のとおり 私はホーンをエンクロージャーに入れてしまった
のでそれが出来ずに悶絶しています。

また ネットワークでは もう少し微妙な と言うか ネイロで
変わってしまう要素もありまして それが難しくしています。

例えば WFのローパスにはコイルが入っています。
私はタンゴの鉄心入りを使っていますが。 それを 2.1mH
2.3mH 2.7mHと変えれば当然クロスも違いますが、
それに対して感じられるのウーファーのネイロが
変わってきます。それだけでなく ベースの勢いとか低音の
立ち上がりも多少変わる気がします。(倍音が減るからでしょうけど)

例えば ピアノの真ん中くらいの輝きであり 音量であり
ボーカルの肉付きであり 中音の五月蠅さとも関係します。

そのクロス部分の音の差がWFからコイルの差で感じられ
それに対して MDはネットワークをいじらなくても
1dBの音量の違いで音の形が変わってきますし、そこで
位相が 大きく係わってきます。

つまり私が気になるのは400〜1.5khzくらいの
クロス部分の音なんです。
ただ アルテックの純正ネットワークを使った経験からも
あまりクロスを薄くしないで使わないと持ち味も減ってしまう
ことも体験しています。

クロス部分の うるささと 密度のかけひき そこがミソ
でしょうか。

今日 クラシックがしなやかに静かに良くなるのですが
フルートの下の音や オーボエの音が籠もる感じがしたので
WFに入れている インピーダンス補正を外してみました。
外すと416の中域 400〜800くらいが大きく盛り上がる
んです。

凄く元気が良くなって 音が抑制されるのがなくなり
バンバン音が張り出して良いか?
と思いましたが やはり 我が家の至近距離では中域が盛り上がり
音がうるさい。オーケストラの音が後方に展開して欲しい感じが
全然なくなり 元にもどしました。

それで分かったのですが、私が使っているウーファーの
インピーダンス補正、これが私のSPシステムの個性の
大きな要素であることが分かりました。
416の良さを抑えて使っている。これが私の音なんだと。

またLE85は使い始めてから少しはなじみが出たのか
音が静かになってきました。
でも オーケストラの弦楽器の重なるところでは やは五月蠅い。
アンプのNFを強めにかけたら 抑制が効いて 静かで聴きやすく
なりました。
でも 音の雰囲気 ダイナミックさ 毛羽立つ微妙な音の出方で
無帰還に戻しています。

かきんさんのレスからずれて私の話をしてしまいました。

迷いながらも 少しずつ分かってきていることもあります。
出力トランスの音の差も分かりましたし、
NFのかける量と 音の傾向もかなり分かってきました。
LE85の上の五月蠅い部分、kitatanukiさんが嫌う部分
かもしれませんが それも何とか制御したいと思っています。
0506のネットワークもLE85が高域がしっかり出ているので
調整のし甲斐もあります。

2420の測定は後でしますので また何かありましたら
アドバイスをお願いします。

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