| ▼ eijiさん
いけださん こんにちは。
B&W 805もビクターのSX−L5でも
ピアノのアタック音に濁りを感じるんですね。
それは クロスオーバー周波数が3.4Khzに
あるから?
との仮説ですが 他にも原因がある様に思います。
ピアノの音は 微妙な歪み 周波数のずれによる
共振 不協和音みたいなのがあるのではないでしょうか?
それが 正確に再生されないと 違和感が強調されるのだと
想像します。
下手に静特性だけ フラットに高域が伸ばしても
歪みが多いと逆効果になるのでしょう。
私のつたない経験では MDのドライバーの音に
なりますが、高域特性の伸びている
ED−915 (チリチリ音 音が細くなる傾向)
LE−85 (ピアノの高域の逆相感 )
ではどちらも ピアノの音に問題を感じました。
ところが 高域の伸びていない 2420だと
ピアノの音が輝きが減るものの どっしりとしていて
濁りが感じられないのです。
となると 3−5kHzが減衰していれば いいのか?
となると明解に反論できないのですけれど・・・
MDのドライバーで10Hzとかフラットなのは 何かしら
の持ち上げ(ピーキング その他)を行っていると
思われます。
それが 悪さをするように思います。
分割振動で伸ばしている フルレンジ アルテックの
CFー404だと殆ど気になりません。でもあれは逆に
音の立ち上がりが鈍っているのか 切れ込みが甘いから
気にならないのかもしれません。
13cmのフルレンジでピアノのソリッドさ 重量感
切れ込みの良さは難しいですね。
ロジャースのLS3/5Aもピアノは不得意な方だと
思います。
先日導入した2402では、まだつながりが悪くて
4−7kHzくらいでしょうか 特に気になります。
ただ 何となく 濁り は少ない様です。
LE−85の4−7Khzと2402では 音が大きく
違う様です。
結局、F特がフラットでもピアノのアタック音は
綺麗に鳴らず、大変素直な低歪みの状態で鳴らさないと
上手くならないのでは?と当たり前の想像しか
つきませんです。
ピアノが綺麗に再生される これは SPの調整に
役に立つ部分だと思います。 |
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