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2007/9/9 (日) 22:10:04 わんこ
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▼ JIMさん

こんばんは。レスをありがとうございます。

2000年ころに カーオーディオから ホームオーディオが
復活した時、ホーンを使ってみたい それより 12インチ
いや15インチウーファーを使ってみたい と言う欲求がありました。

学生時代はご存知のとおり 長岡さんのバックロードホーンでした
から、面積で押す低音、バックロードホーンで出ない60Hz以下の
低音を求めました。

それで買うことができたのですが、実際には・・・

箱の容積が小さいと本当に難しいんですね。
低域って物理の法則がモロに効いてくる。
初体験の連続でした。

15インチにしてからは40Hzの世界も体験したい そう
レンジへの欲求があったものですから そこから質感を
求めることが如何に大変かは 想像もつかなかったのです。

それで ルール 理論も解せず 適当にやってきたものですから
遠回りの連続。

さて 15インチウーファーで 低域だけでもそこそこの
音になったのか? 前の170Lの箱では 1601で
ユニットの個性としてはまあまあだったかもしれません。
でも上との関係もあり 本来の性能は出せなかったと
思っています。

今の416になって 実際 どうしてこんなに難しいのだろう?
と思うときが多いです。
200L近いので 何とかなる?と期待したのですが

 質感も大切だけど レンジも欲張る

これがなかなか上手くまとまらない一因だと思っています。
それと100〜250くらいの中低域が 天井との距離の
問題だか 若干落ちてしまう部屋の個性もずっと関与して
いると思います。

416は もう少し 軽くて 動きの速い レンジを欲張らない
方向、ただ 私の好み?では 純正箱の620だと ちょっと
負荷が軽くて レンジ感が少ない 若干低域のピーク感を
感じるんです。
それより 低域を伸ばしたい。重くしたい。

ただ 田無市のホールで聞かせてもらった

http://wanko.cside8.com/FBBS/cyclamon.cgi?tree=r3866

これだと 低域が柔らかく 動きが若干重い 負荷が強すぎる
と自分では感じています。
これより軽くしたい。このときのでかいシングルアンプでの
低域は イマイチだと感じてます。
小さいパワーのppの方が良かったくらい。
でも 本当に欲しい低域は 515が上手く鳴った時の
音なのかなぁ・・ とかの妄想もあります。
シングルアンプでは到底太刀打ちできないのも承知しています。


> だったら先ずは、片側のダクトを塞いで、一本だけにしてし
> ばらく調整してみては如何でしょうか?現在のパワーアンプ
> までの音に合わせてバランスとるなら。


そうですね 2本ある面積が 620からみても当然と
思うのでなかなか1本のダクトではやっていません。
ただ 私の経験では ちょっとダクトの音量が少ない感じ
がしました。
再度トライしてみます。
>
> エンクロの動作って、きっちり大きいときと、ある程度小さ
> い時では、うまく書けませんがなにやら動作の仕方が違う気
> がします。今のユニットを2倍とか3倍とかの容量にもって
> いけるのなら、理想的な動作をさせられるのかもしれないで
> すが、そうも行かないのなら、理想状態よりも小さいエンク
> ロ、つまり背圧過多な状況での調整になります。
> その状態ではバスレフポートの動作も、理想状態とは若干違
> うように私は感じます。


そうですね。
アンプ製作をされる上杉さんは 自宅のウーファーは
100Lの小さい箱に515を入れていると書いていました。
理想的な箱でない以上 実際に即した工夫 妥協が必要なのだと
思います。

> 小さい目のエンクロ、小さい目のポートでの方が調整の結果
> の変化はわかりやすく、コントロールしやすかったりします。


なるほど、要素が減ります と言うか元々被る領域が
減るんですよね。
同じ長さであれば 共振周波数が下がるのですから。

> (38級ですから部屋の音というものの評価もとても大事で
> ポートの調整では部屋の音は勿論変えられない為、幽霊を探
> す様な調整になることもよくありますから要注意。ユニット
> 正面50センチの音、ダクト正面20センチの音から推し量
> った本来のシステムの特性と、リスニングポイントの特性の
> 開きである程度想像します)


う〜ん 正面50cmの音とダクトの20cmの音ですか。
結局 その音がどうなっているか? を肌 耳で感じられる
ようになると 調整も進むのでしょう。
私はまだまだです。

でも そろそろ 本腰を入れて 真面目にやりたい
やらなければ 私のSPは納得行く方向にいかないのでしょう。

>
> 長々と書きましたが、そうしたことから、ポート面積減らす。
> おそらくは長い目のポートがその場合は採用になると思います。
> 勘ですが。


これは 先に書きましたとおり アルテックの純正箱を
意識せざるを得ません。
612Cは 外形が 647cm×749cm×508cmで
200L弱で、
スリットが 79mm×196mm およそ150cm2

620A箱は 外形が 660cm×1016cm×457cm
で 240Lくらい スリットが 63mm×280mm
で スリットの面積は およそ 176cm2

このデーターをいつも参考にしていますが 再度
検証してみようと思います。

個人的には416は 背圧が少ない方が 緩さが目立たないのと
真空管のシングルアンプを使う関係上 低域の負荷は少ない
方が良いと思うのです。この「負荷」は気分的な意味合いですが
背圧の逃げが軽いのを負荷が軽い と想定して話しています。

> 最後に、評価が難しいのですが、パワーアンプまでの音がど
> の程度、80以下の音に対してスピード感を持っているのか
> ということも大きな要素になりますね。
> これはほんとに難しい。。。。


はい A−20でも 80Hz以下は弱いですね。
力も少ない。
300Bは 現在 A−20より 重く 量感が多い
でも制動はもっと緩いです。
P−600を聴いた耳には辛い。

どっちに合わせるか?もありますが 今の気持ちは
60Hz以下とか 下の方をある程度あきらめて
倍音で聞かす軽い低音にしようかと思います。

これは 高域との関係もありまして。 2402が入って
大きく違ったのがありますが、重く 制動の悪い80Hz以下
だと より違和感を感じるようです。

前に自分で実験した結果ですと、
片側短いダクト+ 片側ダクト外し13cm直径のスリット
が軽くて中低音の量感が多くて 遅い感じがしません。
ただ 中低音にピーク感があって 620の箱に通じる
個性です。
片方ダクト塞ぎ+ 片方ダクト外し13cm直径の円のスリット
となると 何故だか低域の量感が足りない感じがしました。
アルテック純正箱のスリット面積に近いので、OPTが
F5002の今ならちょうどよいかもしれません。

短いダクト+短めダクト

これだと レンジが少し延びて バランスが取れます。
でも 若干 もたつく ボン付く傾向が感じられます。
ただこれくらい重さも欲しい。

現在見た目もあって 後者を選んでいますが。
小さいダクト塞ぐ+ ダクトを外してスリットのみ
これも 有効なのは分かっています。

スペアナも来ますし 測定法から 考え直して
真正面からトライしてみようと思っています。

またアドバイスをお願いします。

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