| ▼ meiteiさん
お忙しい年末なのに、MS−12Bのインプレを
報告してくださりありがとうございます。
以前、meiteiさんが 三栄無線のプリアンプを我が家に
持ってきて聞かせていただいたので、音の傾向が
関連づけられてよく分かりました。
我が家では、サン・オーディオのプリアンプに比べ
中低域の厚みは若干少なめですが、
帯域バランスはそれ程違いませんでした。
私としては自分で造って 改造?したプリアンプが
激安フォノイコライザーを大きく凌駕してもらいたかった
のですが、正直言うと 音の品位では 我がプリですけど
圧倒的に勝っているとは思えませんでした(>_<)
> 音はソリッドでクール。ボリュームを上げると
> 少し喧しい感じもあって、ある種の固さを感じ
> ました。中低域が、若干、タイトになる印象で
> すね。ふくよかとか、滑らかなと言った感触が
> 後退します。全体的なS/N感は良いと思います。
meiteiさんのプリは帯域バランスが 我が家のと違って
中低域が豊富な感じがしました。若干ハイ落ちしている?
かとも感じました。
我がプリの比較としては、アキュフェーズのC222
エレキットのTUー875 そしてマークレビンソンのML−1L
を聞いての印象ですが、音が若干滲み ザワザワしますが
帯域バランスとしては エレキットのが一番中低域が豊富
アキュフェーズの方がワイドレンジですが 我がプリは
元気があるイメージです。
音としては、他のどれよりもMS−12BはSVC−200
に近い音だと感じました。
他に 東京光音のアッテネーター FRのアッテネーター
はもっとワイドレンジですが元気がない感じですね。
ですから MS−12Bは それ程中低域がスリムだとは
感じませんでした。この辺は使っている機材の差がある
んだと思います。
> 2、フォノイコライザーアンプとして
>
> 低域がタイトな感じですけど、骨格と言うか
> 輪郭がはっきりして、滲みの無い再生音であ
> りました。ポップスとかロックのリズムが良
> く弾み、今回のソフトと相性が良かったです。
このインプレは私とはかなり違います。
シュアーのTypeVでの印象ですが 未だかつて
これほど低域が豊かなフォノイコライザーは無いのでは?
と思いました。
MCカートリッジは MMポジションで聞くと元気がなくて
×でした。ゲインが足りないですね。
トランスを通すと どっちの個性なのか把握できるほど
使い比べていません。
シュアーはちょっとブーミーですが テクニカの激安フォノイコライザー
よりちょっと相性が良い感じでした。
> ラインプリアンプとしては私の三栄機が若干
> メロートーンで、これに耳が慣れている為の
> 反応かも知れません。かなりコストパフォー
> マンスが高いと思われます。ライン部の管球
> を換えたりして、もう少し聴いてみたいと思
> っています。また。信号経路のコンデンサー
> 等を換えると音色がチューニング出来るかも
> 知れないです。ちょっと反応しますね(笑)。
音の品位では meiteiさんが造られた三栄無線の
プリの方が上かと思います。
ただCDで聞くと 普通の石プリアンプでは負ける程
活きの良い音がするイメージです。
エレキットの2万円の球プリを聞いて OHして永年
使ってきたアキュフェーズのC222を手放した私ですから
MS−12Bを聞いても同じ感想を持つと思います。
コンデンサーを交換したり 球を換えてみると
大きく違いそうです。
また 私も数時間しか使っていませんので 初期のエージング
が済めば 化ける可能性もあるかと思います。
急ぎませんので 気が向いたとき 触ってみてください<(_ _)> |
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