| 家族が居ないので久々に オーディオをしています。
最近お気に入りの
ミサ・クオージャ
画像左のボーカルエロスの１８曲目で とても
気に入ったので買いました。
内容はリンク先のレビューをご覧ください。
スペイン語で歌われたミサだそうで、合唱団との掛け合い
南米の楽器の演奏が響き とても心地よい演奏です。
１９８７年の録音で、オーディオ的にも 広大な空間が奥に広がり
強いソロボーカル 美しいコーラス 美しい音 染み入る情緒に
感動してしまいます。
空間表現が得意なシステム ヘッドフォンでは このＣＤの
良さがいかんなく発揮されることでしょう！
買って損はないと思います。お薦め。
＊
先日のオフで kitatanukiさんが持ってこられたチェンバロ
でのＣＤで ３００Ｂシングルは音が滲むのを感じました。
それで ＮＦを３〜６ｄＢくらいかけて聴いています。
しっとりと静かになり、３００Ｂｐｐとの音の差が縮まります。
カチットする。
いけださん録音の
モーツァルトのピアノソナタ
トルコ行進曲入り
をかけると、ＮＦをかけると微妙に音の響きが変になるのと 抜けが悪く
鳴る感じがします。
スパーん！と抜ける感じが減る。確かにざわめきが減ってまろやかに
なるし 高域のあざとい音が減るのは分かるのですが。
どうもシングルアンプではＮＦをかけると持ち味 キャラクターが
減る感じがします。
私はどうも音が滲むのが好きですが 今度はＮＦを外しても
気になる響き ざわめきが出るのも感じます。歪みが若干
多い感じ。野平さんのピアノも元気は良いけど若干五月蠅い。
これから大いに迷ってみようと思います。
その後 ３００Ｂｐｐにしました。
そしたら これまた 美音 快音であります。
低域の礎がしっかりして それでいて 中域に濃厚な３００Ｂの
輝き響きがあって 明瞭で 爽やか。
音が静かでカチッとして それでいて美音系。
我が家の６ＣＡ７ ＫＴ８８ はいずれも理性的で 良くできて
いますが私にはちょっと 旨味 コク ダシ が足りません。
私はアンプの音 個性 美音に反応します。
お魚で言えば 同じ白身でも旨味が多いのが好き。
ヒラメもソイもスズキもいい。
でも同じ個体でも味は違うし 季節でも違う。
３００Ｂシングルはカワハギの活け作り キモをしょう油で溶いて
食べる鮮烈さ！ または 根魚（ネウ またはアイナメ）の
脂ののったのを食べる、これまた美味い！そんな感じ
３００Ｂｐｐ 三陸沖のヒラメを釣ってきて そこでおろして
もらう美味しさか。または石鯛の型の良いのを食べる喜びか。
小ぶりで濃厚な味わいでは３００Ｂシングルに軍配があがるけど
こちらはスケールが大きく旨味も上品。
「さあ 貴方はどっちが食べたい？」
アンプ陣を前にして嬉しい迷い。
オーディオの音はＳＰで決まりますが、「オーディオの音の快感、
特に美しさ はアンプで決まる」 こう放言してしまいましょう。
美音にひたれて幸せです(^o^) |
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