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[5289] バックチャンバーの ^_^;返信 削除
2008/2/16 (土) 18:29:00 kitatanuki
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いやー、見事に改造実験失敗です。
ヤマハのモニターSPの癖(笛のような鳴り方)を取るため、
スコーカーの改造にチャレンジしました。
500HZ程度のクロスのスコーカーは、かなり大きいバックチャ
ンバーが付いているのが普通ですが、ヤマハのは異常に?
小さくて100cc位しかありません。
これでは振動板が自由に動けず、癖が出るのではと考えまし
て、300ccちょっとの木製バックチャンバーに取替えました。
これは、実は使い古しの「漆のおわん」です。家庭を持って
以来の品なので、捨てるに忍びなくて取っておいた再利用品。

写真で大きさの違いがわかるでしょうが、メーカーが取り付
けているものは、ドライバー並みの大きさで、普通のスコー
カーのそれではありません。右側の磁気回路は、1000Mの
ウーハーのもの。スコーカー用と同サイズ!です。

結果は、実に中高音が伸びやかに軽やかな鳴り方に一変しま
した。耳障りな部分が減ったため、アッテネーターを中点ま
で上げることができたという副産物も。
しかし、残念ながら「明るく鳴りすぎる」のです。うるさい
というのとは違うのですが、中高音が前に張り出してきて、
スコーカーが「聴感上」ハイ上がりになっています。丁度、
ED-915を思わせる傾向の音色なのです。

これで、やっとわかりました。チャラチャラと鳴りやすい
ベリリウム振動板が、なぜあまり癖が出ないのか不思議
だったのですが、ヤマハはバックチャンバーをあえて小さく
して振動板の自由な動きを制限していたのです。
これも、ユニット使いこなしのテクニックの一つなのです
ねー。バックチャンバーを大きくしたら、笛のような鳴り方
とか、ノイズ成分が減ったことは事実です。
しかし、かえって癖が大きくなったので実験は見事な失敗
と相成りました。やはり、メーカーは偉大です。(~ ^~)
癖が大きくなったようで、。


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