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2008/2/19 (火) 08:40:09 JIM
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なるほど。
それでかなり納得できました。

> なぜか高いほうが情報量アップしたのです。
> スコーカーで、バックチャンバーの容積を大きくして同じ効
> 果が現れたのかもしれません。しかし、容積アップでなぜ
> 伸び伸びと歌うようになったのか、歪感が減ったのかは謎で
> す。普通に考えれば、エアサスペンションが効いた方が歪は
> 減るはずですよねー。
> もっとも、バスレフでウーハーの高い方がきめ細かに、情報
> 量がアップして聞こえた部分については、バスレフポートか
> らの音もれも考えられますね。


ここです。
エンクロ容積を詰めることによりコーンの動きを押さえ込んだ
場合、押さえ込まれた結果の方が入力信号に対してリニアな動き
になっているのかというと???
主に各ユニットの低い帯域でのあばれを抑える効果がありますが
この効果は音量に応じて変わりますので、音量によって反応が
大きく変わってしまうシステムになります(結果的にその通り)
そして、押さえられてしまうのは暴れだけじゃなくてリニアな
信号に対する反応も抑えられてしまう。だからそれから開放され
た時の音が情報量が多いなり、音が豊かなり感じられたとすれば
私としては「そうだろうなあ」と納得です。
一方小さめのエンクロに詰め込んでいった場合、F特の平坦化
という角度から見ればまとめるのは楽になります。レンジを
欲張りさえしなければ。(これもその通りの結果になっているかと)
動きやすい状態にしておいて、バランスはNWでとっていくと言う
のが正解ではないでしょうか?
38センチクラスになると、エンクロが小さい目なのか大きい目
なのかという話になるとそこまで単純には考えられませんが。

例えばD130に150L、250L、400Lと考えた場合、
150は小さい目ですが、200より上の反応を阻害するほど
小さくはありません。その前提で250、400となると100
以下の動き方には影響をしてきますので。100以下の形を
どう整えるために、あるいは何を狙うのかということにより
容量が決まってくる、、ということになるとおもうのです。
わんこさんのアルテックなどは、弾むような音を表現させる
ためには、
@世間で言われる製動力の高いアンプにより、より大きなエンクロ
でコーンを動かしきる。
Aもっと小さい目にエンクロを更に詰めて、低いところお音の
形を整える
のふたつの方針があるように思います。
私は@の系統の努力をしたことがありませんのでこちらはよく
わからないのですが。。

つまり、現状、つまったゆったり感が不足する状態ならエンクロは
開放する、緩いならエンクロは詰めるということが良い結果につな
がる可能性が大きいのではないかなあ、、と。

脱線していきますが、あのアルテックを今の2倍のエンクロにいれた
場合、クラシックなどははまるかもしれませんが、弾力感のある
低音の再現ってとても難しくなっていくように思われませんか?

なんとなく一貫性があり、つじつまがあっているように私は思います。

> それにしても、スピーカー遊びは奥が深くて面白いですね。

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