| ▼ わんこさん
> PAA3用意しておきます。
家族ともども大変お世話になりまして、恐縮しています。
書き込みを失敗したのは、パソコンの使い方が下手なのが
主因ですから、気をつけてやらせて戴きます。
お借りしたPAA3を使って、さっそくNS-1000M改のF特
測定をしてみました(聴取位置)。
予想通り、というか予想以上というか、絵に描いたように
フラットに近く、長岡鉄夫さんが喜びそうなF特です。
前回、わんこさんが計ってくれた時と比べると、高域の
フラットネスが向上しています。高域はダラ下がりの方が
聴きやすいと言われていますが、図らずも音楽がフラット
に聞こえる、うまい具合の自然なダラ下がりになっている
のも嬉しい部分です。ただ、もっと完全フラットにするに
近づけるには、もう一工夫も二工夫も必要で、位相の問題
も若干あってツイーターの24db落ちの実験もやってみる
必要性を感じています。
低域が、前回の測定と同じようにほぼフラットなのは意外
でした。ミッドとのつながりを重視して、バスレフをやめ
てウーハーはほんの息抜き程度に変更したので、いくらか
最低音が下がっているかと思っていました。
前回との変更点は、ミッドレンジとハイの干渉を取るため
どちらも18db減衰にしたことです。ツイーターの直列Cの
値と銘柄では多少試行錯誤しましたが、Cの値は理論値を
無視して聴感で選定。銘柄も聴感で長岡さんが好きだった
岡谷VXになりました。
今更ながら、ユニットは使い方次第でいかようにも音が
変わると実感しています。当初、高音方向がうるさくて
伸びもツヤもなく、低音も出ず立体感もない、ひたすら
硬い音のスピーカーでした。でも、どこか可能性があった
のでいじっているうちに、オーケストラもJAZZもボーカル
も何でもOKに大変身。ソース対応力では、過去に自分が
使ったSP中で一番で、CDを片端から聴き直すほど。
手に入れたのは、NS-1000Mでもジャンク品に近かったので
すが、新しいものだと、そのままでももっと音が良いのか
もしれませんが、手を入れて自分好みの音に変えるのは楽
しい遊びです。市販車のエンジンをチューニングしてレー
ス車に仕立てる楽しみってこんなんですかね。
これだからスピーカー屋はやめられません(*^_^*);
|
|