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[5694] Re:ダイヤフラムの位置について返信 削除
2008/4/13 (日) 09:01:28 kitatanuki
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▼ わんこさん
> もしかしてダイヤフラムを出し入れして戻したとき
> きちんと戻さないと 特性が悪くなるのでは?
> 私はアルテックのドライバーやコーラル エクスクルーシブ
> そして 2420と何度か蓋を開けてダイヤフラムを出し入れ
> しました。

えっ?ダイアフラムまで出し入れするマニアがいる・・!?
ウウ。恐ろしい。自分だったら、裏蓋は開けても振動板まで
ははずしませんねー。コーン型のウーハーやスコーカーだっ
たら、あまり影響がないと考えて、修理のためはずしたこと
はあり支障もでませんでしたが、ドライバーはやりません。

もし、はずさねばならない事情があったら、何度も聞き込ん
だり測定して微調整をしなければならないでしょう。
振動板は想いの他やわらかいので、ギャップ内で均一に力を
受けないと、たわんで理論どおりの動作をしなくなるだろう
と思われます。

自分の持っているドライバーも、高域のすごくうるさいのが
あるけど、中古で買ったから以前の持ち主がいじっているの
かなー?そんなに気軽にはずす人がいるとは考えなもしなか
ったのですが、エポキシで鳴き止めをする前に、ギャップの
調整をしてみる価値はありますね。もっとも、いじらなくて
も長年の使用でずれてくるでしょうかね。

でも、やりたくないです。何度もはずしては測定してと・・、
気が狂いそうですから。以前、ダイア不ラムの締め付けネジ
をはずしたら、締め方で音が変わるから注意が必要だと書い
ていたのは、JIMさんだったかな?いずれにしても、参考に
なるわんこさんの「告白」ではありました。

ところで往復ミニオフの後、気が付いたことがあります。
やはり40万の法則は正しいと。聞こえる最低音と最高音の
乗数が40万になるのがもっとも自然に聞こえる、という昔
からある法則のことですが、20〜20000とか50〜8000とかが
それに当たります。

昔、映画館で働いていたことがあるのですが、そこのシス
テムはA-7と球で、自然で生々しかったのものです。
トーキーの高音は8Kが限界ですから、A7の低音が50HZまで
と考えると40万になり、理にかないます。

わんこさんのシステムは、20〜20Kを地で行くようなもので
しょう。それに対して、我が家のシステムを一人になって
よく聴くと、耳によく聞こえる帯域は40〜10kという感じ
がします(NS-1000M+ASHLYの組み合わせ)。
これが、アンプをA-20に替えると、高音が伸びる反面、
低音が比較的弱いので自然さは後退するので、常用するに
は、どうしてもASHLyになってしまいます。

銚子のコンコルドの主は、まるでトーキーのような帯域で、
しかもわざわざモノラルに変換しますが、帯域内が充実し
ているためか、ものすごくリアルな音がします。これも、
40万の法則に当てはまると考えると納得がいきます。

わんこさんの快音主義に対して、私のはナマ音主義だと思
うのですが、ナマは100から10kに主たるエネルギーがあ
り、まずここを充実させてナマ音の再生に近づけるという
のが自分の目的だったと再確認できたのは、ミニオフの
ちょっとした収穫かもしれません。

そこで、1000Mのウーハーについては、同様の意味で説明
が必要です。なぜ、前回のバスレフから、息抜きだけに
変更したかですが、バスレフだと低音は豊かな反面、
ミッドとのつながりが悪くなるのです(中抜け)。
つまり、口径の小さいドームユニットは低音が出ないため、
ウーハーを密閉にしないと300〜500あたりの帯域での表現
力が希薄になってしまうのですね。

これが、ドームユニットの3ウエイの泣き所で、予算が許
せばミッドバスを入れたい部分ですね。LS-800も昔使いま
したが、あれも低音はよかったけど、磁力が弱いので高い
方はイマイチだったように記憶しています。
やっぱり、自分の好みはミッドバスの入った4ウエイが好
きみたいです。



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