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[5697] Re:密閉でなく半密閉でした。返信 削除
2008/4/13 (日) 14:10:29 わんこ
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密閉型のウーファーをバスレフにすると 中域の密度が低下??
するとのことですが、
密閉型であったものがバスレフになって ストロークが大きく
なることによる歪みをお考えですよね。


> > ウーハーを密閉にしないと300〜500あたりの帯域での表現
> > 力が希薄になってしまうのですね。→半密閉に訂正。
>
> 多くのメーカー製ブックシェルフSPが、低音のでにくい密閉
> 型を採用している理由はなぜかという点ですが・・。
> 一番の狙いは、スコーカーとのつながりをよくするためだと
> 知ったのは、昔のやったダイアトーンのバスレフ実験で分か
> ったことでした。密閉型をバスレフに変更する実験は、その
> 後、他のメーカー品でもやったのですが、どれも中音の密度
> が低下してスコーカーとうまく繋がらなくなったものです。
>
> これは、ウーハーの振幅が大きくなることでドップラー効果
> が起きるせいなのでしょうか。よくわかりません。


http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/distortion.htm

こちらに書いてありますが SPは歪みの塊
非直線性がそこら中にあるんですね。
kitatanukiさんが考えられたドップラー歪みも書いてあります。

ただ 私は混変調歪みより ウーファーの等価Qが大きい
密閉型向きのウーファーをバスレフにすることによって
低域のレンジが伸びず 押さえの聴かない低音になり ピークがでる
事によって 中域への音のかぶりが生じるのが主因ではないか?
と思います。

NS−1000Mが年月を経ることによってダンパーやエッジの
動きが当初の性能でなくバスレフにした方がかえって音がマッチ
することは想像できます。


> とりあえず、NS-1000では低音の量感の確保とスコーカーと
> のつながりの良さを求めた結果、アッテネーターを浮かして
> 開けた息抜き穴で、妥協が成立しました。
> バスレフや完全密閉より息抜き穴方式の方が、むしろ高音の
> 情報量が増えてスコーカーとのつながりが良くなり、音の
> ツヤも増えてツイーターのアラも隠せるという副産物も多少
> あってというわけです。


聴感上の感じを否定するつもりはありませんです。
ただ バスレフより息抜きの方がウーファーの中音域の
情報があがるのは 理屈では考えにくいと思います。

もちろんエッジやダンパーが劣化して、本来の性能でなくなり
しなやかでなくなった分、密閉型より空気抜きをした方が
中域がよくなることはあるかもしれませんね。

中古SPは色々やって遊べるところが楽しいです。


> 市販の30センチ3ウエイの設計は、苦しい妥協の上にたって
> 成立していることを改めて実感したNS-1000M遊びでした。


そうですね 私は仙台のYAMAHAのショールームに行った時
NS−2000 でしたか 1000Xだったか 聴いたとき
本当に面白くないSPだなぁ と感じました。
今になって思いますが 私は密閉型の低音ってダメみたいです。

でも私が好んで買ったNHTの2way LS3/5Aのどちらも密閉型
です あれ??

特にLS3/5Aは サイズからは信じられないダイナミックな
中低域がでるので 持論と合いませんけれど(^_^;)

妥協もありますが メーカーの音造り がSPに音として
現れていると思います。

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