| ASHLYを修理のため発送したので、再度A-20の両チャンネル
を使って一台のアンプでステレオ再生をしてみました。
アア愕然。こんなにも違う差の大きさよ!全然音楽が楽しく
ないのです。
2台のアンプの片チャンネルづつを使ってステレオを
構成していた時の、ゆとり感とか良くできた真空管アンプを
思わせる、たおやかでつややかな高音は影をひそめ、生硬で
かさついた1000Mに逆戻りです。
A-20はP-600よりはきれいな音だった筈ですが、多分A-20も
P-600も、2台用意してそれぞれのアンプの片チャンネルづつ
を使えば、きっとこれに近いきれいな音が出たかも。
こういう面白い実験ができるから、下手にコンポは処分でき
ないノヨネ。故障してなければ、ASHLYはとっくに処分して
いた筈で、音色の似たアンプは2台揃わなかったでしょう。
なにせ、「三極管の音」という売りだし文句に引っかかって、
ヤフオクで落としてしまったのでしたが、普通の半導体アン
プの音しかしないので期待はずれだったのです。
でも、今にして思うと売主は2台のASHLYでPAの仕事をして
いた人なので、きっと嘘ではなかったんだろうと思います。
もっとも、リレーの劣化と代理店不在を隠してましたがね。
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