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[5748] 我が家もまだまだでした返信 削除
2008/5/1 (木) 22:56:48 わんこ
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▼ kitatanukiさん

こんばんは。

仕事の後の事務が終わってヘトヘトです。
でも時間ができたら オーディオしたい。
家族が居る夜ですので 0.01〜0.1Wオーディオ。

オーケストラを何処で聴くか?スタンスについてのお話があったので
私なりに 聴衆として聴いた感じで 良かったCDを
思い出して聴いてみました。

ベートーベンのバイオリン協奏曲 ニ長調 作品61

クリュイタンス指揮 フランス国立放送局管弦楽団
バイオリンソロは ダヴィット・オイストロフ
EMIの1958年録音の オーバーサンプリング復刻版です。

私が自然なホールの雰囲気 として感じる ワンポイント?
と思われる録音です。

レンジはそれ程広くないしダイナミックレンジは狭いですが
S席からA席で聴く 良いオーケストラの音はこんなのでは?
と思うのです。
バイオリンソロだけが 実際より明瞭に前にでて聞こえるのが
ありますが、 これが ロジャースのLS3/5Aで聴くと
アンプはそこそこであれば 素晴らしい音場感が得られます。

1.5mの正三角形くらいの大きさで 夜中電気を消して聴くと
目の前に ミニチュアのオーケストラが浮かび上がります。
やや左に オーケストラの前に バイオリンのソリストが立って
名演を披露してくれる。


今日 久々に 我がメインSPで聴きました。

今まで どんなに頑張っても ロジャースのLS3/5Aに
敵わなかったバイオリンの音色はどうだったのか?


結果音色は飛躍的に良くなりましたが、トータルで
我がメインSPは まだまだでしたm(_ _)m

ドライバーの2420がオーバーホールされて 中高域
そう 3〜10Khzくらいが飛躍的の良くなり若干ハイ上がりの
特性になりました。
それが 如実に反映され バイオリンの音は まるで顕微鏡で
見るが如く 繊細で音の切れの良い 手のひらで見るが如く
緻密な音が聞けます。
こんなことは OH前の2420 その前のTADのED915
では聞けませんでした。
やはり2420は素晴らしいドライバーです。

でも オーケストラのバランスとして 全然ダメなんです。

このCDは ミニチュアのオーケストラが目の前に現れる
録音がされていると思うのです。

kitatanukiさんが 我が家の音は中域が弱い と言われるのは
たぶん 我が家で416が弱い 250〜400Hzくらいの音
つまり中低域が弱いんだと思います。
それが弱いために オーケストラの響き マスがイマイチ
寒々しいのです。

 ワンッ!

と全体が鳴ったときの ボリューム 暖かさ 響きの豊かが
足りません。縁取りマーカーで書いた音みたいに それぞれの楽器の
エッジは立ちますが ボディーが足りない。

それと共に オーケストラの楽器は鮮明なれど バイオリンは
人が居ません。
寒々しいオーケストラの前に 腕から上のバイオリンが目の前で
拡大映像を見せてくる。そんな感じで 音を聴くには良いのですが
オーケストラを見る 慶びが得られません。

これでは 完成度 見るオーケストラの正確さ 情緒的響きの良さで
LS3/5Aの感動に及びません。
0.1Wと小音量では特に。

kitatanukiさんは LS3/5Aを真ん中で良いアンプで
聴かれていなかったので 好印象を持たれなかったかもしれませんが、
多くのオーディオfanが 魅入られる SPの魅力を
是非味わっていただきたいと思います。
レンジが広くなくても良いのであれば LS3/5Aの統一感
完成度の高さに 惚れ惚れする筈です。


ただ 私が悶絶した2420はクラシックが不利 ましてや
ALTECの802Dでは弦は全然鳴らない は理由が
分かった気がします。5Khzから上がしっかりでないと
弦楽器が厳しいですし、我が家みたいに 逆に 5Khz以上が
ハイ上がり?なくらい出ているとちょっと落とさないと
まろやかな響きの表現が苦手になってしまうのだと思います。

私のドライバーSPでは、2〜8Khzを申し少し抑えて 中低域が強くなれば
我がSPは クラシックも相当 良くなると思われます。
トライし甲斐があるテーマです。


でも前の状態の様に、2420が不調でしたら永遠に不可能であったことが
今分かりました。

オーディオって面白いですね。ある ラインを越えると
急に可能性が広がります。

今度は パールマンがどの様に名演を披露してくれるか
調べてみます。
現在の我が家の音は緻密 繊細で細かい音が見えすぎる
くらいです。

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