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[5840] D-45のアメリカでの用途は?返信 削除
2008/5/6 (火) 10:07:10 kitatanuki
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▼ わんこさん
さっそくD-45を貸していただいて有難うございます。
一晩だけの試聴で、まだエージングも進んでいない段階での
発言は危険ではあるのですが、
> D45の音は クセが少なく信頼性も高い感じで
> プロが仕事で使うのに向いているアンプだと感じました。

たしかに、基本性能のよくないアンプを高音の強調で糊塗する
ような部分はない、まっとうな作りですね。
それにメチャ安で小さくて軽く、発熱がほとんどないのも、
狭い場所の設備組み込み用としてメリットが大きいです。

ただ、低音も高音も自然にロールオフしており、出力も控えめ
なので、音にうるさい超マニアとか、厳密さを要求されるスタ
ジオやメジャーな放送局での録音やマスタリングの検聴に使える
かどうかは疑問の余地があります。とりあえず、元々が鳴らし
づらいSPの我が家では、ジャズはそこそこ楽しめて大型アンプ
よりも元気の良い部分もあるとはいえ、オーケストラはうまく
いきません。

でも、アメリカでは業務用に売れているわけですから、PA屋の
感性でどんな使い方が適当か考えてしまいました。

アメリカには、DJが一人で何から何までやってしまうミニFM局
が無数にあり(日本の福生にある米軍放送がまさにそうでびっ
くり)、そのような放送局では、日常業務では普通にモニター
できればいいので、癖がなくて標準的な鳴り方をしてタフな、
このような業務用アンプと小型スピーカーが向いていると思わ
れます。コストをかけられない営業形態には、このC/Pの高さは
たしかに魅力ですね。

業務用アンプや楽器の輸入通販をやっているサウンドハウスの
カタログを見ると、アメリカの業務用アンプは大出力で超安価
なものがいっぱいあり、国産では考えられない世界です。
やはり欧米人は音楽をよくわかっているので、コストをかけず
に、充分実用に耐える製品が作れるのですね。



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