| ▼ こいしさん
こんばんは。
久々のオフで興奮しまして早速自宅で聴いていました。
我が家の方がSPへの距離が近く(2.5m以下)
まるでニアフィールドでした。
中域が厚く かまぼこ ボーカルが目の前でうるさい
メロディーがよく分かる でもとてもナローレンジに感じ
ました。
416−8Aより中域のつながりは薄く 位相も合わない感じ
で気になる音がしました。
ただ 中域が聞きやすいので 演奏家の息継ぎ 抑揚が分かり
易いのもありました。
オーディオはあくまでも未完成な状態だから面白いのかなぁ
と思います。万能選手はない。何故ならソース自体が完璧でも
ないからです。
自作オーディオの音は人柄が出るものですね。
> 中域の張り出す部分..ここは一番気になっている部分で、
> もう少し欲しいのですが欲張るとバランスが一気に崩れます。
>
> いつも悩みますがバランスを取っています。
こいしさんの音と自宅の音を比較してよく分かったのは
ウーファーの帯域バランスです。
416−8Cは やはり右上がり ハイアガリの帯域バランス
なんですね。
136は 右下がりかもしれません。
そこでLE−85 私の場合2420をつなぐのですが
かまぼこでつなげるか コンケーブ(凹面)でつなぐか?の
違いです。
それと大きく違うのは こいしさん宅の方が距離が長い
んですね。
二等辺三角形の頂点で聴くこいし家 我が家は正三角形の
頂点またはその中で聴く この違いが大きいです。
我が家ではウッドベースがブリブリなります。へんな響きを
伴って(>_<)
距離の大きさはメリットでもありディメリットもあるのかも
しれません。
我が家はONマイク こいしさんの家は距離のあるマイク録音
だと感じました。
> 教科書にあるようにスピーカを壁面から離す三角形の設置だと
> 全くもってうまく鳴りませんでした。何度も手放さそうと
> 思いました。ある日、JAZZ喫茶特集の記事を見て、壁に
> 埋め込まれたり、周りに空間が無い置き方が多いことを発見
> しました。ダメ元で横壁にピッタリ寄せ、後面を近付けた処
> 今回のようになった次第です。EC10のダクトは3箇所付け
> られますが、これは映画重視で一個(共振周波数は23Hz辺り)
> にしています。
3年試行錯誤されたそうで、自作SPの道は大変ですね。
私も30cmからすれば8年くらい悶絶してきました。
マルチだろうがネットワークでも 同じ。もともと上手く
つながらない音で組み立てるのですから大変。
横の壁に近づけ 中低域を確保し 最低域はダクトに頼らず
背圧を抜くこと 30Hz周辺をサポートして出しているんですね。
> これが今まで分かりませんでしたので非常にスッキリです。
> 一番の収穫でした。
JBLの15インチウーファーはボルトオンですから
試しに使う価値はあります。
是非トライしてみてください。
今のチャンデバであれば それ程苦労しないと思います。
50Hz以下は 正直今日のアンプではレスポンスが弱い
帯域だと思います。低域をのばさないから中域 中低域が
弱めでもフラットになっているのかもしれません。
> LS−3/5Aは我家でも良かった。これは別世界ですね。
> オーディオで落ち着きたくなったらこれを買って他は整理して
> 上がりたいと思います。
いやいや LS3/5Aでもハードルは高いです。
今日聴いた感じでは ジョリジョリしがちの ウエットな高域が
上手くバランスするには もっと低域が素直に雄大にならないと
厳しいです。厳しい音になりがちですね。
フルレンジと2wayでは音が大きく違うのも分かりました。
> フルレンジは本当に良いと思います。アンプの個性も描き分ける
> ので重宝しています。
610は中高域がちょっと硬めというか強めかもしれません。
バスレフのダクトが効く80Hzくらいから上を壁に近づけて
補強している感じがします。
もう少し後方の壁から離すと 低域は寂しくなりますが
引きずる感じは減って良いかもしれません。
> わんこさんの、体験と経験に元付いて分析する行為がそもそも
> 実践なんだと思います。今回は実験アンプがお役に立てて
> うれしく思っています。
>
> 今日は本当にありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
300Bの音が私の好みだけど 個性が強いこともよく分かり
ました。
私がかねがね思っていた
日本の和室はデットで響きが吸収される
それを補完して響きを足す300Bが日本では好まれる
この推論は当たっていたのかもしれません。
私の今日聴かせてもらって自ら振り返る機会をもらえました。
お遊びですが お互いを刺激しあってモチベーションが上がり
新たな方向性の発見 グレードアップへのきっかけに
なれば良いですね。
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