| ＊ホーン遊び＊
エール音響のバイラジアル＞ドラパパ自作ホーン＞コーラル
ラジアルホーン＞アルテック８１１Ｂ
とエクスクルーシブのドライバーＥＤ−９１５で聴いてきま
した。ホーン交換は１０分もあれば出来ますので簡単。
流石のモン耳の私でも違いはよ〜く分かります。
音量もエール音響のが一番低く 音圧が高いのは アルテック
とコーラルでした。前のホーンは既に報告したので
アルテックとコーラルの違いです。
コーラルはアルテックにそっくりですが、鉄の肉厚が２倍は
ありそうで、ダンプしてあって凄く重いです。
音は カチンコチンで響きは多少少な目になります。表面の
音がするみたいで 潤いとか 優しさは少ないです。
指向性は ８１１Ｂみたいにスリットが無いのに 至近距離で
聴く私には癖が少なくいいです。でも頭を１０ｃｍ動かせば
ボーカルの表情が変わるのは同じ。バイラジアルホーンが一番
頭の位置の影響が少なかった様です。
８１１Ｂにすると 多少の響きと鳴りの付加があり、ホーン
ロードがわずかに大きいだけでも下がかなり充実します。
よってウーファーとのつながりが８００ｈｚー１２dbでも
いい。
ボーカルの強さも出て、弦は多少アルテックらしくなって何
ですが 私の欲しい ホーンって音がします。
コーラルは弦は繊細きわまりなく 清明ですが 今ひとつ
音づくりに弱さと言うか 響きが今ひとつな感じがします。
８１１Ｂは響きが２割悪さをし、８割 良い音になるって
感じです。置き方 セッティングで大きく違うので断言は
いけませんが、８０２Ｄにくらべて ９１５は明らかに
中低域 低域の表現力が弱くなりますので せめてホーンは
ロードを低いところからかけたいと思うのもあります。
現在 ９１５＋８１１Ｂで 弦もなかなかいい 中低音の
充実感が８０２Ｄに及ばない 充実度も温度も８０２Ｄより
少し下がりながらも 万能選手 日本の歌謡曲までモニター的
に楽しめる音かと感じています。
太田裕美さんの声の雰囲気が ぐぐっとリアルに伝わってき
ます。歌謡曲も楽しめる。
ＭＡＳＡさんお勧めのマーラーは 多少弦が笛になりますが
音の広がり感 中高域のビシッと出る 透明感のある感じが
大変いいです。４０年前の録音とは思えません。家内も
「やっと私が聴いていられる音になったきたはね。スッキリ
して嫌みが減った。それでいて聴いた感じがする」
だと。まあ 素人なりに聴かせて夜中のオーディオする為には
ありがたくお言葉を頂戴しました。
けんけんさんに紹介された クリュイタンスのフォーレの
レクイエム。１９６２年の録音なのに 演奏は最高、音は何の変哲も無い
音の様だけど ホールの雰囲気が抜群につたわってくる
大変情報量の多い 極めて自然なオーケストラが満喫できて
いると思います。この自然な録音の音が 普通にしか聞こえない
のであれば たぶん再生装置が細かい音を再生できていない
んだと思います。広大に広がる奥行き 自然な響き
オーディオＣＤ的 音山盛り 細かいおとたくさん入れていて
ワイドレンジ メリハリたっぷり でもいびつなオーケストラ
というのと対極にあるのではないでしょうか。
ドライバーは現在 対応力の広さ、部屋とのマッチング、
中高音のエネルギーで エクスクルーシブ。
ホーンは 鳴りっぷりが明らかに好みで ８１１Ｂ
です。
多少気になるのは ウーファー駆動のアンプが多少ふん詰まり
と言うか伸びやかさに欠け、音のストレート感が 上の３００Ｂ
のアンプより劣る感じがすることです。不思議とテクニクス
の石パワーで気になった 中低音のピーク感はありません。
アウトプットトランスのある球アンプの駆動に関係している
のでしょうか。
＊カートリッジのシェル交換＊
先のＭＡＳＡさんのレスに書いたとおり、シェルを１５ｇから
６ｇにしました。配線でも間違えていたのか 高域スッキリ
ダイナミックな感じに戻った。これなら何とか聴ける音に
なったかも。ワルツフォーデビーは 新しいＣＤよりレコード
の方が ピアノの音なんていい。ブラシの音の繊細さ、
バランスが違うけど 音が連続しているというか 滑らか
な感じ。ただ 大音量 ピークの時に多少歪みダイナミック
レンジが上の方にも狭まっているみたい。まだまだだ。
音は小さく １Ｗくらいでも かなり聴いた感じがします。
満足感がある。細かい音 今まで聞こえていなかった音が
出てきたり、演奏者の息づかいがうるさくて気になったり
もします。これはドライバーの中高域の特性も関係している
と思われます。
最近 ステレオを聴くのたとっても楽しみであります。
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