| オフの延長で、今までオーディオしてしまいました。
ウーファー用のＳＰケーブルをベルデンの寄り線にして
ピンケーブルもしっかりと締めた。けっこういい。
低域をある程度押さえ気味にすると つながりも良いみたい。
ＣＤをかけた、ちょい聴きだけど(笑)
クラッシックはかなりいい。床に座ると 中低音が整理され
ディップが無くなって音階まで明瞭。ホールの奥行きが感じ
られる。空気感が出ている。ポピュラーも聴ける。
松田聖子さんの「あなたのすべてになりたい」も シンセが
綺麗にひろがって小さい聖子ちゃんが前にでて唄ってくれる
感じ。低域が今ひとつ遅い感じがするのは 気にしない。
気にしなければ結構聴ける。左右で音量と時間差がフラフラし
ているのが気持ちよい。
もしかして この調子なら レコードも聴けるかも・・
と 最近ずっとまともな音がしなくて 聴くのを避けていた
レコードをかける。私の長年の リファレンスレコード
伊藤君子さんの「ＴＨＥ ＷＡＹ ＷＥ ＷＥＲＥ」
このレコードは私が学生時代に普通の喫茶店でＦＭでかかって、
天井のＳＰから聞こえてきた音が 圧倒的にいいのを感じて
直ぐに買った レコードです。エコーが多めで 往年のプレーヤ
ーの演奏もバランス良く 確かその年のＳＴＲＥＯの録音
大賞に選ばれたと思います。そう、自分の選んだのが当たった
って自慢のレコードです。
残念ながらＣＤ化されていませんで、伊藤君子さんの録音では
抜群にいいレコードで 非常に残念です。ため息なんてゾクッと
します。ウッドベースの音も 電気ベースにならずいい感じ
だし、ローランドハナのピアノもいい。
それで ヤフーで傷がないのをゲットしておいたものです。
すり減った私のより ちょっと音が丸いんだけど。
あ、それでですね レコード その良さがやっと我が家でも
感じられる様になったと思います。音の滑らかさがＣＤより
一段といい感じ。ピアノの音の密度 はは〜 ＣＤ１５とは
かなり違います。肌に合う音がする。レコードの音の密度感
はマルチビットのＣＤＰの方が近いかなぁ・・？？
空気感はＣＤ１５もいい感じです。
それではと マイルスの「kind of blue」。そのｓｏ ｗｈａｔ
出だしから レコードしているじゃない。もわ〜っとした
ポールチェンバースのベース 圧縮された でも独特の音。
そして ハイハットのパフパフが分かるジミーコブのドラム
いい。 その後の マイルス キャノンボールアダレイ
コルトレーンは 言うまでもありません。いいじゃない。
ホーンっていいじゃない。高能率のコーンＳＰだっていいのよ。
そうよ サックス トランペットは高能率ＳＰにお任せ？
これはＣＤがないので聴き比べられない。
ならば と ビルエバンスの「ワルツフォーデビー」
あらまぁ バランスが全然ちがう。ＣＤは低音が多い。
ピアノの音も中低音が多く 腐り気味のピアノの音が
我が家のシステムのピークと重なり より悪化する。
２０ｂｉｔ録音だかなんだか ダイナミックです。
その点 レコードはハイ上がりバランスに聞こえる。
高音の自然さ 情報量 これはレコードみたい。
ピアノも ＣＤのはしまりが少なく レコードは古漬け
みたいに ダイナミックではないけど しまりと 味が
しみている感じ うまく表現できない。私はレコードの音で
育ったのでそれが 普通と思ってしまうのでしょう。
調子に乗って 弦楽とか と思ったけど 聴きたいソースが
少ないのね。ハルモニアムンディー ＢＩＳなんか やっぱり
滑らか 音が連続している。澄んだ水でなくて 純米吟醸だ。
私のショボい アナログプレーヤーでも別物としてかなり
楽しめる音になってきました。
シェルを１５ｇの重すぎのから通常の６ｇのにして 開放的
な音になったけど いずれレコードの本領も楽しめるように
したいです。
＊＊
それと ダンさんのＣＤを録音された Ｉ田 さんのＣＤを
聴いて感じたこと。これはチェンバロとか古楽器の音楽
だそうですが、ツイーターのセッティングとか 高音の鳴り方
が変だと 特に聞きづらくなったり やせた音になります。
何とか聴けるし 凄く音の鮮度と音場感が リアルなよい
録音と演奏であることが分かってきました。高音域の
チェックに特に好適です。
http://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?sku=150193
テレマン作品集
＊＊
個人的感想では 自作ＳＰシステムはまとめるのがとても難しく
クオリティーを云々する前のバラスが出ずに 他のソースとか
パーツを判断する危険性をはらんでいるってことです。
マルチいっぽん 高音の繊細さを求めるのであれば ２Ａ３が
３００Ｂより 向いていたかも・・今のドライバーで聴いて
みたかった。 |
|