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[978] Re4:日記的報告返信 削除
2002/7/13 (土) 03:36:29 けんけん
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▼ わんこさん
あ〜 最後のコースがクリアできない・・・

で、
> 電源を切ったときの おとの収束があまりにも違うので どうして
> かずっと気になっていました。同じ規格の300Bでありながら
> そんなにも違いがあるんですね。ただ それが普通の使用状況

そうそう、オリジナルとはその点で設計(金の掛け方)が違うのですね。
ちなみに 300BはWEの型番で、規格ではありませんので
同じ物という保証はないです。6CA7なんかとは一寸違います。

> での音の違いになるとは限らないのだと思います。
真空管の動作原理はグリッド電圧でカソード(フィラメント)から
放出される電子数を制御するのですが、熱電子量が増えれば当然
カソード表面温度が下がります。熱電子放出量は十分に確保されている
こととヒータ電流の増加で補われますので、あまり気にされていないのですが、
僕はこの辺がフィラメントの点火方式で音が違う理由では?と思っています。
音の良し悪しではなく、真空管として重要な特性なのです。
面白いでしょう!?

> 電圧の変動にも強いとすると、電源の影響はWEがあまり
> 受けないと考えていいのでしょうか。

ちょっと意地悪な質問を・・・電源の影響って何ですか?
僕の言った変動は現代の(特に日本の)電源事情では問題にならないものです。
この球が設計されたころの電源事情とは全然違います。
因みに球アンプは高電圧動作なことと、シングルは純A級動作なので
ゼロ出力でも最大出力でも消費電力は原理的に変わりません。
1/4サイクル以内の過渡現象については電源コンデンサーの放電
と熱慣性でカバーされます。その意味では真空管アンプは変動に強いのです。
因みに電圧変動に敏感な部分にはそれなりの変動防止措置がしてあります。
最近割合御座なりにされている部分です。

> WEは電源を入れて 私には珍しく30分くらい 経ってから
> 聴きましたが もう少し長く使っていると別の印象になるかも
> しれません。

耳の慣れの方が大きいでしょうから、10分程度音を出さずに
置いて置くのが良いでしょう。

> 最近気温が高いので ネットワークでアンプ1台駆動が
> 熱的にもいいです。

そうそう!! 球使っている人は夏用システムを持っている人が
結構いますね。僕は低音用がPT−15になったのでこれでOKですが。

> けんけんさんの300Bと低域が違う感じがしましたが、
> 現在のアンプでのセッティングで 多少低域が強くなる
> 方法はあるのでしょうか?ウッドベースの音はとても
> 切れがよくて イヤなブーミーな感じがせずにいいのですが
> オーケストラでは もう少し膨らみと量感が欲しいです。

小生の300Bとの違いは出力トランスの違いが大きいと思います。
わんこさん(タムラ F2003) 、けんけん(タムラ F2007)
この辺はお話しましたよね!?
でも、わんこさんのアンプをF2007に換装すると前段との兼ね合いで
高音域とのバランスが悪くなる可能性があります。

言われている感じですと、NFB量を少し減らせば良いような
感じですね、やってみる価値はあります。
ただし、製作時NFBなしで多少高音の粗さ(前段の個性)が
あったのでその辺とのトレードオフになります。(前段の417Aも
エージングが進んだはずなので行ける様な気もします)

さて、何とかクリアして寝なければ・・・ではでは。


>
> ソースによっては プリアンプの40Hz近辺のラウドネスを
> 使って聴いています。また何かありましたらよろしくです。

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