| ▼ わんこさん
> インピーダンス 交流の抵抗値なのでしょうけど 受ける 渡す
> 全然理解ができていません。
ちょっとクドイですが、自分の備忘録として整理させていただきます。
トランスのインピーダンスマッチングは、出力トランスやドライバ
トランスでは比較的分かり易いのですが、MCトランスの場合は理屈
ですべて説明するのは難しいと思います。
MCトランスは、厳密にインピーダンスマッチングさせる必要は
なくて、MCカートリッジの出力インピーダンスの10〜20倍程度
に適合するように作られているそうです。
AT33-PTGは20Ωなので、上限の20倍としてもトランス入力側の
適正値は400Ωになります。
THs-30の二次側をEQの50kΩで受けると、一次側は1/(10倍の2乗)
=1/100の500Ωになるので、少々インピーダンスが高すぎると
思った次第です。
この状態でトランスの二次側に100kΩを接続すると、EQの50kΩ
と並列になるので33kΩ程度になり、一次側は330Ωとなって
適正値の範囲になります。
MCトランス一次側のインピーダンスがMCカートリッジの出力
インピーダンスの設計値より高いと、電気的にハイ上がりの
傾向になるので、わんこさんの聴感と一致していることに
なりますね。
長々と失礼しました。
> 測定されて 真空管とコンデンサーの数値で超高域が
> はい上がりなのとは別なことなのですね。
ハイ、そのとおりです。
EQのハイ上がりは、高域のロールオフ用コンデンサが5%ほど
容量不足が原因です。
ただ、EQのハイ上がりとMCトランスのインピーダンスミス
マッチ?の相乗効果で、ハリさんの視聴結果とズレが出て
いる可能性はありますね。 |
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