[スレッド全体]

[9921] バランス接続の効果(その後)返信 削除
2015/9/6 (日) 09:59:32 ED
__ / __

▼ハリさん、わんこさん

> THs-3のバランス接続をやってみました。
> ケーブルは、適当な太さ(4mm程度)の2芯シールドが
> 他に無かったので、ベルデン88760を使用しました。


その後、エージングが進んで低域が出るようになり、
帯域バランスは普通になりました。

長時間使用していた部品ばかりを使用していたのですが、
組み直すとやはりエージングが必要になるようです。

改めて、バランス接続の効果をまとめておきます。
 ・情報量は、僅かですが増える傾向
 ・音像定位が鮮明になり、立体感が増す
 ・音の厚みはやや減少し、タイトになる傾向

こんなところですが、THs-30を使うと安価にバランス接続
ができるので、出力が0.3mV程度のカートリッジならお勧め
です。(バランスでは、昇圧が10倍固定のため)

一般的には、バランス接続に対応した何十諭吉もするMC
トランスと、5諭吉もするフォノケーブルが必要になるので
自作するとお得ですね。

そうそう、THs-3のアンバランス接続時の音質ですが、
TKS-83と比較すると解像度と低域の締りが僅かに不足する
ようです。

DL103を使い、2次側負荷抵抗240kΩ(RMG)での評価ですが、
180kΩ(スケルトン)が最適値のような気がします。

値段を考えると、初めて導入するのなら間違いなくお勧め
ですが、改造後のTANGOのトランスより良いかと言われると
疑問ですね。

長々とお借りしてしまいましたが、今日の夕方、返送させて
いただきます。

ありがとうございました。

[▼次のスレッド]
INCM/CMT
Cyclamen v3.491
[ut:0.000][st:0.010]