| ▼ハリさん、わんこさん
> THs-3のバランス接続をやってみました。
> ケーブルは、適当な太さ(4mm程度)の2芯シールドが
> 他に無かったので、ベルデン88760を使用しました。
その後、エージングが進んで低域が出るようになり、
帯域バランスは普通になりました。
長時間使用していた部品ばかりを使用していたのですが、
組み直すとやはりエージングが必要になるようです。
改めて、バランス接続の効果をまとめておきます。
・情報量は、僅かですが増える傾向
・音像定位が鮮明になり、立体感が増す
・音の厚みはやや減少し、タイトになる傾向
こんなところですが、THs-30を使うと安価にバランス接続
ができるので、出力が0.3mV程度のカートリッジならお勧め
です。(バランスでは、昇圧が10倍固定のため)
一般的には、バランス接続に対応した何十諭吉もするMC
トランスと、5諭吉もするフォノケーブルが必要になるので
自作するとお得ですね。
そうそう、THs-3のアンバランス接続時の音質ですが、
TKS-83と比較すると解像度と低域の締りが僅かに不足する
ようです。
DL103を使い、2次側負荷抵抗240kΩ(RMG)での評価ですが、
180kΩ(スケルトン)が最適値のような気がします。
値段を考えると、初めて導入するのなら間違いなくお勧め
ですが、改造後のTANGOのトランスより良いかと言われると
疑問ですね。
長々とお借りしてしまいましたが、今日の夕方、返送させて
いただきます。
ありがとうございました。 |
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