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[10847] 再始動返信 削除
2017/7/20 (木) 14:13:37 わんこ
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6月の忙しさから解放されましたが、目の調子がイマイチ
なのと 他の遊びにかまけてしばらくオーディオから
遠ざかっていました。

時々は音を聴くのですが まとまりは良いのですが
おとなしめで萌える音ではなくて変更は色々と考えられた
のですがまとまった時間が取れず躊躇していました。


>あれから時間もたち、
>色んなことが落ち着いてきているはずですね、わんこさんんとこも。
>本当はこのくらいのタイミングで、厳密に測定してカーブを確認、
>更に微調整をする時期です。



Jさん フォローしてもらったのに対応が遅くなって済みません。
今日 朝から没頭しています。

まず久々に音を聴きました。当初良いなぁ と思ったのですが
音量を上げないと元気が足りない感じで ピアノやボーカルの
ネイロもちょっと抑えられ気味に感じました。
美しい中 綺麗だなぁ 気持ちいい音だなぁ とはなりません。


それで 早速測定をし始めました。
今回はキチンと置き場を造って同じ条件で。

WFとMDのクロス部分が重なりが多すぎるようでしたので
測定しました。
すると ウーファーは4次で切ってインピーダンス補正も
8Ω+10μFかけていたのですが 500〜1KHzのピークが
半端なく高いのです。

残念ながら これから数時間のf特のデーターが消えて
しまいました。PAAXはバッテリーが無くなると その時点で
残したマイクロSDカードの情報が消えてしまうようです。

そこでWFに直列に入るコイルの値を 2.7mH>3.0mHとし
ましたが 切れは悪いです。
それで インピーダンス補正のコンデンサーを
10>20>30μFと大きくすると かなりピークを抑えられ
ました。

コイルを大きくしたからか中低音のダイナミックさ
ウッドベースの切れが悪くなった気がしますが
何たって中域の五月蠅さが減り 聴きやすくなります。

画像はコイルの値をい2.3>3.0mHとした後の特性ですが
我が家の416 8Bはその帯域が持ち上がり気味になるようです。


それで 音を聴いたのですが・・・


[10848] 聴いてみて返信 削除
2017/7/20 (木) 15:10:22 わんこ
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しばらく聴いていたのですが ピアノの低い音の響きが
変で違和感があります。
また声も可愛らしさや美しさが足りない感じ。
クラシックのオーケストラは奥に広がる感じはしますが
瑞々しさがもっと欲しい。

先日聴かせていただいたアルテックの膨らみと響きを思い出すと
今ひとつであります。
これからはネットワークの設定そのものを見直さないと
自分の求める音に近づけないのが分かりました。

ところが何処を触っていいか? 見当が付きません。
特にウーファーのローパスが難しすぎる。

それで今までの経験があって結果がある程度想像できる
構成にしたく、一度 ウーファーのローパスを4次から2次に
させてもらいました。

当初は 4次の素子のままで 直列に入るコイルが3.0mH
並列に入るコンデンサーが34μFです。
インピーダンス補正は同じ。

画像は動きの速いピンクノイズなので スクリーンショット
では特徴が捉え難いですが、4次の方が僅かに500Hzくらいの
ピークが強く それ以上の帯域の減衰が明らかに強めに
なっています。

対して2次の方は 500Hzから上の減衰は弱いですが
500Hzくらいのピークは下がります。

実際に聴いてみると 素直な中域になる感じで
ピアノの真ん中から左手側の音の響きが心地よいです。

折角Jさんには4次 それも色々と調整できる配線を工夫
してもらったので申し訳ないのですが まずはWFの
ローパスは2次で調整させていただこうと思います。




[10849] これからが返信 削除
2017/7/20 (木) 15:33:40 わんこ
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今日は暑いのでバイクで走るより 涼しい部屋でオーディオ
遊びをしていた方がずっと楽しいです。

私が前に参考にさせてもらったサイト
http://www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/netwark.htm
活用させていただいています。

例えば-12dBクロスで コイルとコンデンサーの値を
調べようとすれば

ウーファーのローパスのコイルは2.96mH コンデンサーは23.12μF
と出ます。実際にはご覧になってわかるとおり 416-8Bは
500Hzくらいから上が全然減衰していませんので
理論的なカーブとはまるで違います。

そこでウーファーのインピーダンス補正を見ると
補正のコンデンサーは24.8μF
ウーファーのクロスでのインピーダンスお16Ωとすれば
49.6μFとでます。
私が前のネットワークでコンデンサーを多くする方向性
で中域をコントロールしたのはあながち間違いでは無さそう
です。


次の段に移ってもらって(F特を解析) のところで
グラフを見てみます。

ウーファーの定格インピーダンスの右にコイルを3.0mH
コンデンサーを23μFを入れてあると クロス周辺の
肩特性がスムースです。

そこにコンデンサーを試しに50μFと多くしてみて「計算」
をしてみると 300Hzくらいが明らかに盛り上がりピークが
でます。

私はこれを頼りにコンデンサーを変化させると どうなるのか?
を想像して 何度か交換し 聴感と照らし合わせてきました。

今回4次の34μFから 計算上の800Hzクロスに近い22μFのフィルムコンデンサー
に交換してみると 音も直ぐに分かるくらい違います。

PAA3Xで測定してみます(残念ながらメモリーから消えた)

特性的には 僅かにf特で分かるくらいクロスのスロープ
そしてその前のフラットな部分の特性が異なります。

設定値に近い22μFだと 爽やかに抜けが良くなる感じですが
声の基音が弱くなり 声が上ずり クラシックの弦がやや
笛っぽくなり 落ち着きが減ります。

それでアッテネーターを少し調整してどちらがよいか?・・・

プロから見れば笑われることかもしれませんが、
こんな事をやっています。

F特は強烈なプラシボですが それを参考にしての素子の交換は
再現性があるのが何よりありがたいです。
いつでも戻せますし 交換を何回かすれば
自分でも傾向が分かってくる。


まだ半日ですが 少し方向性が見えてきたようです。



[10850] 測定してみる返信 削除
2017/7/20 (木) 16:48:02 わんこ
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WFの2次ローパス 並列に入るコンデンサーを交換して
測定してみました。

激しく動いているグラフなので正確には分かりません。

僅かに1kHz以上が弱くなっているように感じます。
その分 500Hz以下が盛り上がっているか?

https://youtu.be/NDT5gstyko0

実際にはこんな感じで 定量的に分かる程特性は変わりません。
ただ 何度も色々と繰り返すと把握出来るようになって
くると感じています。


ネットワークで組むには 肩特性を個別に調整する
ことが必要で マルチアンプシステムでもチャンディバで
片方ずつ調整が必要ではないか?と思います。

実際に聴感上はかなり スムースになり自然な響きに
なってきました。音量を上げても五月蠅くないです。

YouTubeのソースも楽しめる様になってきました。



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