| ▼ わんこさん,meiteiさん
今回は純粋なオーバホールとして取り組んだこと、基本線は
わんこさんが気に入られているようでしたので元に戻せる
ことを条件としましたので回路方式は同じになってます。
回路構成は、初段+ブーストラップPK分割によりゲインと
位相分割を行い、出力管KT88の3結をドライブします。
また、初段とPKは直結構成で、かつゲインをPKに持つため
定数は計算から求める必要があります。各抵抗値も誤差が
5%未満でしたので再利用しています。
音色は回路でも部品でも変わります。
今回は抵抗値と動作点はほぼ変えていないのですが
コンデンサの容量と銘柄は異なります。
これがすべてという訳では無いと考えますが、
第一印象です。
音場は音は前に出る方向で広がりは少ないように思います。
ピアノは格別に良いです。一つ一つの音がハッキリして
鍵盤が見えるかのように思えました。
また、オーバホール前は音量が小さいと薄いシート越しに
聞こえる感じがありましたが、これは無くなっています。
音量を上げても音に歪感が出ず安心して聞こえるところは
オーバホール前と同様に素晴らしくです。
ただ回路的には低域は伸びていません。これはオリジナルの
回路でそのように読み取れます。この欲張らないまとめ方
をすると、ある低域までが混濁感なく音に芯が残って
返ってしっかり出ているように聞こえスッキリ感さえ
感じさせられます。
もっとドロドロした最低域が出ても良いように感じました。
ここは非常に難しいところで使うスピーカのよっても
印象が大きく異なります。
お電話でお話させて頂いたところ、好きにしてよいとの
ことでしたので、やはりもう一つ伸ばすことにしました。
オリジナル回路のポイントです。
・ブーストラップの0.47uFがこのアンプの最低域を決めます。
・上記の容量の1/10をカップリング容量(0.047uF)です。
・初段および出力段のバイパスコンデンサは容量を大きく
(470uF)しています。
・高域はNFBに補正を入れています(150PF)。
これは記事からFX40の250KHzあたりの暴れ補正とあります。
以下のように変更しました。
・ブーストラップ容量(0.47uF→0.94uF)
・カップリング容量(0.047uF→0.11uF)で
かつフィルムからメタライズフィルムに変更
・出力段バイパス容量(470uF→100uF)
・NFB補正(150PF→82PF)で双信マイカに変更
NFB補正は低域を延ばしたので、バランスを取るためと
思っていた以上に高域が綺麗なので高く(少なく)しました
後は初段の容量と何を使うで迷っています。
シングルアンプのような周りの雰囲気感なら
BGの100uFが良かったですがピアノが少し響き過ぎて
オルガンのようになるのが気に入りません。
容量的には100uF〜180uFが良いようで、それ以上大きく
すると低域のどこかに段つきが出ます。
ここは自然に減衰する感じでつなげないとソースを
選びます。
日曜日は以下の組み合わせを行い丸一日を過ごしました。
・初段100uF,220uF,470uF、銘柄は4種類
・ブーストラップ0.47uF、0.94uF
・カップリング0.047uF,0.22uF.0.11uF
・出力100uF
総当りで10時間くらいです。
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