[10420] MC昇圧トランス作製返信 削除
2016/9/25 (日) 20:27:26 meitei
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夏前に注文していたSoftoneの昇圧トランスが届いたので
本日、シャーシと外装パーツを秋葉原まで購入に出かけて
まずは結線してみました。トランス単体はパーマロイコア
で、バランス構造巻線になっています。今回は一次インピ
ーダンス40Ωの結線です。この結線だとバランス伝送も可
能ですが、まずはアンバランスRCAで拵えました。


[10421] MC昇圧トランス作製: 最初はハム音返信 削除
2016/9/25 (日) 20:36:33 meitei
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いつものように金工の制度が低いので
ちょっと歪んで見えますが(笑)、音
は好印象です。音色の彩度が上がった
感じで、低域も出ていて、バランスも
悪くないです。新カートリッジAT-F7
との相性も良いみたいです。

完成当初は僅かですが、ハム音が出て
しまいました。そこでEDさんのお話を
思い出して、トランス二次側のアース
を外したら、ハム音は退治出来ました。


[10422] 訂正返信 削除
2016/9/25 (日) 21:06:20 meitei
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> 金工の制度が低いので

→金工(金属加工)の精度が低いので

の間違いでした。


[10423] Re:MC昇圧トランス作製: 最初はハム音返信 削除
2016/9/26 (月) 08:25:15 わんこ
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▼ meiteiさん

ソフトンのパーマロイトランスを使っての
昇圧トランス制作をされたそうで ご報告を
ありがとうございます。

音の彩度が上がったそうで、今までの
昇圧トランスやヘッドアンプとの比較では
いかがでしょうか?


[10424] Re2:MC昇圧トランス作製: 最初はハム音返信 削除
2016/9/26 (月) 13:22:33 meitei
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▼ わんこさん

早速のレスを有難うございます。ちょっと舞い上がって
しまって、慌てたレポートで恐縮です。

音色の比較はDENONのAU-300LCとオルトフォンのST-7と
の比較になります。HiFiなST-7と比べると低重心で、音
の彫刻が深い感じに聴こえます。AU-300LCとは似た音色
傾向のように思えましたが、僅かに情報量がアップして
いるように感じました。

自作機としての愛着とか、思い込みも排除出来ないので
少し誉め過ぎなのかも知れません(^^;;

これまでMM系カートリッジばかり使っていたのでヘッド
アンプの経験がありません。機会をみて、ソリッドステ
ートのヘッドアンプも経験したいと思っています。自作
だと、S/Nを維持できるか心配ですけど、一度、トライし
たいと考えています。


[10425] 相性を超えて返信 削除
2016/9/27 (火) 09:00:54 わんこ
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▼ meiteiさん

おはようございます。

アナログのカートリッジ フォノイコ 昇圧トンランス
ヘッドアンプでは無限の組み合わせがあって 相性もあり
ベストを得るのはなかなか難しいですよね。
もちろん楽しみでもありますが。

お話から、AU-300LCと似たような帯域バランスで
ST-7は少々ハイ上がり傾向に感じる そんな音の
イメージでしょうか。

私の経験では DL-103RとAU-300LCでは メンテが必要
なくらい年月が経っていたからなのか 帯域バランスは中庸
でしたが 冴えや切れが足りなく レンジも狭めで
期待に反して凡庸なイメージがあります。


また、ヘッドアンプとMC昇圧トランスとの違いは 何回か
経験していますが、

たとえばケンブリッジオーディオのフォノイコでは

http://wanko.pecori.jp/FBBS/cyclamon.cgi?tree=r9590

こちらのスレッドで報告させていただいています。、
やはり音のしまりとか強さで大きく違うのを体験しています。
この中で

https://youtu.be/cmixaOTSKHg

MCトランスを通さないヘッドアンプの音の特徴が出ている
ように思います。開放的だけど音の凝縮感が少ない。
DP-80が壊れてきていてワウフラが酷く聴くのがつらいですけど
音の傾向はわかります。

meiteiさんお持ちのケンブリッジオーディオのフォノイコは
MM対応タイプでしたでしょうか。

EDさんにメンテをしてもらったタンゴのMCトランスや
Jさんのトランスを聴くと
ヘッドアンプでmc昇圧トランスを超える音(私好みの音)を
だすのはかなり難しいと思っています。

ただそこにチャレンジするのはクラフトの楽しい部分では
ないかと思います。



[10426] Re:相性を超えて返信 削除
2016/9/27 (火) 11:41:10 meitei
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▼ わんこさん

おはようございます。

仰るように、アナログは組み合わせの選択肢が多いので
自分のベスト組み合わせに到達するのは、過程は楽しい
のですが、なかなか難しそうです。

> お話から、AU-300LCと似たような帯域バランスで
> ST-7は少々ハイ上がり傾向に感じる そんな音の
> イメージでしょうか。


全くその通りのイメージでした。オーディオテクニカの
AT-F7カートリッジとの組み合わせだと、聴感上の情報
量は:ST-7> 今回のトランス > AU-300LCの順になる
かと思いますが、高域の聴こえ方の差が関係しているの
かも知れません。

> 私の経験では DL-103RとAU-300LCでは メンテが必要
> なくらい年月が経っていたからなのか 帯域バランスは中庸
> でしたが 冴えや切れが足りなく レンジも狭めで
> 期待に反して凡庸なイメージがあります。


私もしばらくDL-103とAU-300LCの組み合わせで聴いてい
ました。温調のちょっとノスタルジーを感じさせる音色
傾向で、HiFi路線とは離れる感じがしました。自宅の再
生環境だと古い60年代ポップスなんかとは相性が良いよ
うにも思えました。中低域がガッチリして好きな音なの
ですが、正直、もうちょっと情報量が欲しいかな〜と言
う印象も持ちました。

ケンブリッジオーディオのフォノイコは私のはMM専用機
ですが、芳醇な音色で色彩感があって好ましい印象を持
ちました。MCポジションの再生をYouTubeの録音で聴かせ
て頂きましたが、かなりしっかりとした再生音で素敵に
聴こえます。もっと線の細い再生を想像していましたが
骨格感と言うのか、ボディー感のある強い音なんですね。

この水準までは難しそうですが、ヘッドアンプのクラフト
は、是非、やってみようと思います。どうも有難うござい
ました。


[10427] インピーダンス・マッチング返信 削除
2016/9/29 (木) 22:57:40 ED
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▼ meiteiさん、わんこさん

アナログを、存分に楽しまれているようですね。

> > ST-7は少々ハイ上がり傾向に感じる そんな音の
> > イメージでしょうか。
>
> 全くその通りのイメージでした。


ちょっと調べてみたら、ST-7の一次側は2〜60オームのカートリッジ
に対応していて、AT-F7は12オームなので数字上のミスマッチングは
ないようです。

しかし、ハイ上がりに聞こえるのであれば、MCトランス一次側の
インピーダンスが低すぎて高域にピークができている可能性があり
ます。

カートリッジのインピーダンスを下げることは困難なので、
MCトランス二次側の負荷抵抗を下げることでマッチングを図って
みてはいかがでしょうか。

具体的には、通常50kオーム程度のEQアンプ入力抵抗を、30k
オーム程度に変更します。

EQアンプを触りたくなければ、MCトランス二次側に50k〜100k
オーム程度の抵抗をパラに挿入します。

MCトランス二次側の負荷抵抗が低くなりすぎると、音の抜けが
悪くなったりしてバランスをとるのが難しいと思います。

これを上手くバランスさせることが、MCトランスを使いこなす
ポイントになるので、暇なときに是非やってみてください。


[10428] Re:インピーダンス・マッチング返信 削除
2016/9/30 (金) 16:18:58 meitei
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▼ EDさん

今回のMCトランスの最初のハム退治はEDさんの説明を
思い出して、なんとか解決出来ました。助かりました。

アナログは弄る部分が多くて、どこを変えても、音が大
きく変わるので、大変に面白いですね。お陰様で楽しく
オーディオ遊びが出来ています。これからも宜しくお願
いいたします。

やっぱり、ST-7では少し高域のピークを感じますので、
トランス二次側への抵抗挿入を、是非、トライしてみよ
うと思っています。こちらも楽しみです。



INCM/CMT
Cyclamen v3.491
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