| さて これでめでたしめでたし などと言うことはありません。
肝心の再生音がどうか?
ネットワークワークを追い込んで好みの音をだすのが
目的です。
私個人としては ウーファーのハイカットは中域からの
盛り上がりを2次+インピーダンス補正 で行って
きました。
実際にそこそこの音がしていると思っていました。
しかし お二人は 混濁が多く歪みっぽい音に聞こえて
いたのです。
裸のおっさんを尊重し 丁寧に扱ってくれているのは
承知していましたが 肝心の私の耳がどうにも拘るところが
あって受け入れない面があるようです。
2次
インピーダンス補正をいれないでコイルを大きくして
クロスを下げてくる コイルは7mHと大きいのを用意
私の耳にはまだ中域の抑えが弱いように感じました。
それでインピーダンス補正を入れると 穏やかですが
生気の無い大人しい音になった。ウーファーのインピ-
ダンスが8Ωであることから コイルが大きすぎる
とのこと
4次
Jさんが前回と違う設定で4次を造り直しました。
それは前のと違って 中域の落ち込みは少なく
私の2次の元気さと上の2次のコイル大きすぎの中間
くらいの中域のはりです。第9のソロボーカルは
やや大人しいか?
でも上のに比べて弦楽器は綺麗だし 歪み感も少ない
MDとTWのクロスを変更
MDの高域は特性からもスルーにしてTWは下を4次でカット
しています。ただ測定上も4−6khzくらいが落ち込む
特に距離を多くすると ユニットの干渉からも顕著。
それで MDのローカットの肩特性を何回か交換し
私に提示
何と心地よい中域 中高域が出てくるではないですか
耳と測定だけではなく 素子の交換の経験の多さが
適正なところを見つけるスピードの早さとなって
現れます。
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