[11159] 興味深い精密な測定返信 削除
2018/2/22 (木) 09:42:16 わんこ
__ / __

好事家さん みなさま

見やすい様にスレッドを新たにしました。

好事家さんは一般のマニアが所有しない様な測定器を
多くお持ちと聞いています。
今回 使われたスペアナは

>最小10Hz刻みで最高50MHzまで計測出来ます
>(オーディオ用なら十分なスペックです)
>グラフの中心が10kHz、右端が20kHz


とのこと 私が使っている簡易的なモノとは大きく異なり
色々な情報が得られることが分かり とても貴重です。


さて >11157
でアップしてくださったスペアナは


上段が私が こちら
https://youtu.be/NuJFnChrCbM
にアップした YouTubeとCD-15の両者を比べた音を
スピーカーで再生したものを重層したものだそうです。
下段は YouTubeの音源そのもの。

真ん中が10kHzですので 高域の特性が分かります。
好事家さん曰く 6-7khzの帯域が落ちている
これについては
http://wanko.pecori.jp/FBBS/cyclamon.cgi?tree=r10851
ネットワーク造りの過程で測定した特性がそのまま
現れていると思います。
また高域の減衰については
SPから1.5mくらいの近距離センターで録音したので
ツイーターの軸を大きく外れハイ落ちになっているのが
そのまま見とれます。

私としては 小さなピークが潰れているように見えて
立ち上がりの速度とダイナミックレンジが抑えられている
様に思います。


>11158では

>驚くべき事にYouTubeでは16kHz以上はカットされる仕様と
>思っていましたが、この曲ではしっかり再生されます


長谷川きよしさんの自宅での録音
https://youtu.be/80so5q7KTfk
一般のマニアでない方にスマホで聴いてもらうくらいでは
あまり違いがないとのことでしたが、
特性はまるで違いました。

Goさんの解説で AACでは16kHz以上がカットされる
と言われていたのですが どうしてこの様なことが
可能なのか?
音源がレーベルなので特殊な事情があるのでしょうか。


私が音がいいなぁ! と感じた この元音源
https://youtu.be/2qMzBDe66s8

私の耳は既に16kHz以上はほぼ聞こえませんが、
10KHz以上がハイ上がりの我が家のツイーターが
ソースを活かしたのかもしれません。


いずれにせよ 大変興味深い そして新たな思考を与えて
くれるデーターを与えてくださり感謝申し上げます。



[11160] クイズです返信 削除
2018/2/22 (木) 11:13:43 好事家HomePage
__ / __

YouTubeで16kHz以上がカットされていない「別れのサンバ」
以外にもカットされていなものをチョット探ってみました

一番
Becki Biggins - Grammy-Nominated Jazz Singer & Saxophonist
https://www.youtube.com/watch?v=KiSoa6XSi5c&list=RDKiSoa6XSi5c

二番
荒野より / 中島みゆき [公式]
https://www.youtube.com/watch?v=ia1HWtcQLwQ

三番
地上の星 / 中島みゆき [公式]
https://www.youtube.com/watch?v=v2SlpjCz7uE

それぞれについて、カットされている、いないでお答えくださ
正解しても、景品は出ませんので悪しからず(^^ゞ


[11161] Re:クイズです返信 削除
2018/2/22 (木) 12:10:52 わんこ
__ / __

▼ 好事家さん

今日はお休みです。林道ツーリングを考えましたが
みぞれが降ったり天気が悪いので 家で寛いでいます。

YouTube
TV上で 奥さんとIDを切り替えられるようになり
再生リストも反映されるので 思う存分お気に入りを
聴いています。

私は、YouTubeをメインシステムで聴くことに価値を見いだし
ましたが 好事家さんのお陰で16kHz以上の帯域が入っていることが
わかり 自分の感じたことを裏付けられた気がします。

さて 早速 デスクトップとメインシステムで質問の
曲を聴いてみました。
13cmフルレンジでは少々分かり難かったのでメインで聴くと
1 カットなし
2 カットあり
3 カットなし

だと思います。

TV上のソフト すなわちブラウザでYouTubeを再生するのと
YouTubeのアプリで再生するのを比べましたが あまり
音質の差は感じられませんでした。


https://youtu.be/o0iVyTRMNPQ
世良公則 − あんたのバラード

これは前に 音の良いYouTubeのソフトとして紹介させて
いただきました。
ギターのタッチが良く聞こえ 声の伸びもよくて心地よい
です。
16kHz以上が入っていますでしょうか?

もし入っていなければ4-8kHzがしっかり再生されれば
私にとって心地よく聞こえる と言うことになると思います。

それにしてもYouTubeは楽しい!

なけなしのお小遣いを手にレコードを買いに行った時代が
夢の様です。


[11162] あんたのバラード測定結果返信 削除
2018/2/22 (木) 13:56:23 好事家HomePage
__ / __

先程のクイズの答え合わせは、また後にして
ご希望の「あんたのバラード」測定結果ですが微妙な
結果となりました
私的には「綺麗にはカットされていない状態」と見ます
他のカットされていないグラフは16kHzでの境目らしきものが
有りません
ところが、世良さんのは同じステージ収録の「銃爪」でも
同じですが境目があります
更に10kHz前後に大きな落ち込みが有り、同様に「銃爪」
でも落ち込んでいます(左右Chとも同じ)
わんこさんをガッカリさせる結果でした(>_<)


[11165] TV の反射について返信 削除
2018/2/22 (木) 15:48:35 わんこ
__ / __

▼ 好事家さん

わざわざ 「あんたのバラード」を測定してくださり
ありがとうございます。

結果は不十分ですがカットされているのですね。
聴感上は かなり上が伸びている様に感じていました。

他のと比べて完全にはカットされていないので
あながち私の感覚もダメとも言えない と
良い様に受け取ることにします(^^;)

10KHzくらいの落ち込みは イコライジングしている
のでしょうか? 音作りだとしたら面白いです。

いずれにせよ YouTubeはこれからも良くなる可能性があって
楽しみです。



ところで私の 部屋の録音から TVの反射音があるのでは?
とご指摘がありましたので
効果が分かり易いように厚手の毛布を被せてみました。

確かに響きが減って クリアーになりました。
ブラームスの交響曲第一番第4楽章でくらべてみました。

ただ 回りがデットになったことで音量が少し減り
中域に潤いと響きがなくなり ちょっと乾いた音に
感じました。
ボーカルの口の大きさは小さくまとまりますが
何となく寂しい感じ。

慣れの問題 調整も違うと思いますが
今度は薄手の布にしてみたりして 調べてみます。



[11171] Re:TV の反射について返信 削除
2018/2/22 (木) 17:07:33 好事家HomePage
__ / __

TVに毛布を被せて反射音が減ったという事で、直接的な対策は
TV画面を吸音効果の有るもので覆うという事でしょうが、
わんこさんの「YouTubeで映像と音楽を楽しむ」という目的と
相反する事になりますね
写真で見る限り、スピーカーとTVがかなり近いようですので
スピーカーからの音が回折して画面に反射しているようです
メーカー製のスピーカーでは前面の角部にRをつけたりして
色々と工夫しています(「回折 スピーカー」で検索)
見栄えの問題も有ると思いますが、後付けで対策が
出来ればと思います


[11174] Re:あんたのバラード測定結果返信 削除
2018/2/22 (木) 19:41:05 Go
__ / __

 Youtubeの仕様に関する情報、といっても
ネット上の個人レポートが主なんですが、
探して纏めたところはこんな具合です。

1) Youtubeへのアップロード、当初は画質
音声ともにそのままで登録されていて、
FLV形式で再生(ダウンロード)された

2) しかし、URLの後ろにサフィックスを
追加することで、再生時に高画質版を
指定できた。
例) URLの後ろに "&fmt=18"を追加

3) 2011年頃、"fmt="のサフィックス無効に
ただし、HDTV再生の "&hd=1"は有効

("&hd=1"を今やると、WebMを MP4で再生の
 InternetExplorer同等になります。)

 ある時期に標準で再生すると音質よくない
が、サフィックスを付けると高音質となった
という証言が存在した。 その実態としては
FLV形式のダウンロードを強制的に MP4形式
(つまり音声は AAC)で再生したら音が良い
というもの。

 考えるに、MP4や AACといった規格に対応
する前は、アップロード時に 16kHz以上の
周波数カットされていなかったかも知れない
(LPF処理はエンコード時に限るため)。

 そして再生環境(ブラウザ/プレイヤーが
サポートするコーデック)の変化により、
MP4フォーマットでの再生が一般的になった
ため、アップロード時点での再エンコードと
16kHzでの LPF処理が取り入れられた、のか
も知れない。

↑2008年に公開された映像で 16kHzより上の
成分が残っている理由を、「推測」しました。


[11175] Re2:あんたのバラード測定結果返信 削除
2018/2/22 (木) 21:00:04 好事家HomePage
__ / __

▼ Goさん、初めまして、色々情報有難うございます

> 例) URLの後ろに "&fmt=18"を追加

昔、良く使ってました
今はパラメータが随分増えてますね
http://wisdommingle.com/youtube-embedded-player-parameter-customize/

私はブラウザは主にChromeを使っていますが、サイトによっては
IEじゃないとレイアウトが崩れるものもあるので止められません
YouTubeで音楽聴くならChromeの方が良さそうですね

「あんたのバラード」については16kHzより上の成分が
おかしな残り方してるのが不思議です



[11176] Re3:あんたのバラード測定結果返信 削除
2018/2/22 (木) 21:59:24 好事家HomePage
__ / __

追加情報です
「別れのサンバ」とGoさんから紹介の16kHz制限の無い
2曲についてIE(ver11)で再生すると15kHz以上でバッサリ
切れている事が確認できました(google chromeでは問題なし)


[11177] Re3:あんたのバラード測定結果返信 削除
2018/2/22 (木) 22:23:25 Go
__ / __

▼ 好事家さん こんばんわ

 HTML情報は、InternetExplorer互換にする
習慣が広まっていたので、IEでの閲覧は確認
程度に開くだけですが、その確認作業が時々
欠かせません。

 Microsoft製品なら、IEか Edge
 Apple製品なら Safari
 それ以外 Chromeや Firefoxといった選択
がありますが、Google系のサービスであれば
Chromeは無難そうです。

 「あんたのバラード」、 NHKの『SONGS』
で放映された番組のようですね。 他音源が
ないか、、、NHKオンデマンドに登録されて
いれば視聴出来ますが、ないようでした。

SONGS 第35回 世良公則
http://www6.nhk.or.jp/songs/prog.html?fid=080130


[11178] Re4:あんたのバラード測定結果返信 削除
2018/2/22 (木) 23:42:26 好事家HomePage
__ / __

▼ Goさん、こんばんは

> SONGS 第35回 世良公則
> http://www6.nhk.or.jp/songs/prog.html?fid=080130


情報有難うございます
YouTubuの映像とスペアナ画像を見ながら、ひとつの仮説が浮かびました
2008年1月ならばアナログ放送もやってました
曲が始まる前にデジタル放送なら聞こえそうにない
サーノイズが聞こえます、映像も余り綺麗では有りません
16kHz辺りからストンと落ちてるのはデジタル放送用に
収録したものをアナログ放送で流したからでは?
16kHz以上はアナログ放送によるノイズでは?
18kHz以上の不自然な盛り上がりも変ですよね
他の可能性としては画面をビデオで撮影
まるで推理ゲームみたいです(^^ゞ




[11179] Re5:あんたのバラード測定結果返信 削除
2018/2/23 (金) 01:09:58 Go
__ / __

▼ 好事家さん こんばんは

『NHK SONGS 第35回 世良公則』 について

番組表ヒストリー NHKクロニクル
https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/index.html
で検索したところ、
 2008年01月30日 23時00分 〜 23時29分
に アナログ総合と デジタル総合1/2で放映
されてます。 時期から、ハイビジョンで
なく SDTV画質、アナログ放送なら音声変調
は FM、デジタルなら MPEG2-AACになります。

 アナログ放送の音声は FM変調で搬送され、
最高周波数は 15kHzですが、デジタル放送は
(局により 15kHz以上をカットされていると
しても)NHK総合なら 20kHzまでのります。
----- #11071に書いた情報
デジタルTV放送 音声カットオフ周波数の調査(2014年版)
http://www.y-lab.org/digitalcoff2013/
-----

 そのため、16kHz以上が切れているなら、
・ 伝送がアナログ放送、それをキャプチャ
は考えられますね。
(15kHzできっちり切れていればなおさら)

 しかし、完全に切れているのでなく、音源
らしい波形が確認できることから、アナログ
放送をキャプチャする際に 20kHzまでカバー
する機器で採取して、その際に
・ アナログ部の処理中で倍音成分が復活
・ 当時の音声(MPEG-2 AAC)からデコーダが
16kHz以上を補完した。
 という推測は可能かと思います。
 ピンクノイズっぽいのは、スタジオ機材が
アナログベースだった可能性もあります。
 デジタルマスタリングが普及した頃なら、
こういったノイズは除去されてますが、現場
がアナログからデジタルへの過度期ってのは
無視できません。
(アナログの電子回路で倍音成分という概念
が入り込むのかは、判り兼ねますが ^^;)

 それ以外に考えられる理由として、当時の
エンコード処理で高周波成分をばっさりでは
ないけどかなり削ったとか(エンコード処理
でこれは割と効きます)。


 アップロード元の情報も探したんですが、
公式アカウントと判れば推測も絞れるものの
そこまで調査及ばず。


[11180] Re6:あんたのバラード測定結果返信 削除
2018/2/23 (金) 08:49:38 好事家HomePage
__ / __

▼ Goさん こんにちは

情報と分析有難うございます
『NHK SONGS 第35回 世良公則』をYouTubeにアップされた
「sean1955jp」さんは他にも番組内での屋外ロケも
アップされています
https://www.youtube.com/watch?v=rqlg5qdH2NY

今回は映像の約一分間(「あんたのバラード」は開始後
1分40秒から、屋外ロケは最初の方から)のデータを
アベレージングして見やすくしました(突発的なデータ
が有ると傾向が分かりにくいので)

スタジオ収録機材と屋外ロケの機材は別物と
推測されますので、特徴のある周波数特性は
放送局の編集作業以降に付加された物でしょうね




[11181] クイズの正解は返信 削除
2018/2/23 (金) 08:58:56 好事家HomePage
__ / __

▼ わんこさん、こんにちは
他に回答者がいないので、正解を発表します

1 カットなし
2 カットなし
3 カットあり

残念でした(^^ゞ


[11182] 外れました(^^;)返信 削除
2018/2/23 (金) 10:51:22 わんこ
__ / __

▼ 好事家さん


> 1 カットなし
> 2 カットなし
> 3 カットあり
>
> 残念でした(^^ゞ


ゲゲッ 中島みゆきは 正反対ですね。
自分の 聴感の確かさが露呈されました(^_^;)


世良公則 − あんたのバラード
アナログ放送時代の録音だそうですが
ノイズが入っていると逆にリアルに感じる自分が
いるのも分かりました。


[11184] Re:外れました(^^;)返信 削除
2018/2/23 (金) 11:58:26 好事家HomePage
__ / __

▼ わんこさん

> ノイズが入っていると逆にリアルに感じる自分が
> いるのも分かりました。


私も含め16kHz以上なんて聞こえなくなってますからね
反響音も上手くコントロール出来れば気持ちの良い音
ですから、自分が良いと感じることが肝心ですね^_^


[11163] Youtubeで 20khz返信 削除
2018/2/22 (木) 14:47:10 Go
__ / __

 Youtubeにアップロードされているソース
の音声周波数が 20kHzまで記録されている件
について、調べなおしました。

 まず結論をいうと、2016年06月頃からは、
20kHzまで伸びる音源があるようです。

 その条件は
  AACではなく opusで記録されている
  再生環境にも依存
 らしいです。
 再生するブラウザでも異なるようです。
 (audio codecに "opus"指定が必要)


 https://youtu.be/2qMzBDe66s8
 長谷川きよし - 「別れのサンバ」2012
 は opusでした。


 その他 20kHzまで伸びると確認された音源
Best Big Room & Progressive Trance February 2017 / Mix #74 / Paradise
https://www.youtube.com/watch?v=4otAV2n_whQ
音再生の評価用みたいに高域豊富

Holly Cole Trio / I Can See Clearly Now
https://www.youtube.com/watch?v=mclKhZARHT0
モニタ内蔵スピーカでも再生品質が高い感じ


[11164] Youtubeを使った音再生の評価返信 削除
2018/2/22 (木) 15:12:35 Go
__ / __

 Youtubeの音源で 20khzまで再生できるか
について、以前から 16khz以上がカットされ
ているらしいという話題は多くありました。

 しかし、この 1年間ほどの話題に限ると、
面白い変化があります。

-----
 以下は、周波数特性に的を絞った評価音源

YouTubeで16kHzは再生できるのか?
https://www.youtube.com/watch?v=t4AbIYIE-vA
2016/01/02に公開、codecは opus
20kHzまで伸びないとのコメントだが、当時の
MP4でダウンロード、コンテナの中身が AAC
だったかも知れない。

周波数テストトーン 1kHz. Sweep 20Hz - 20kHz
https://www.youtube.com/watch?v=VuzN45qqqEI
2010/05/01に公開、codecは opus
20khzまで再生できたというコメント有

-----
割と新しめのレポート
YouTubeの音質と画質(2017年9月現在) RyoElectricBLOG
http://rdkblog.wp.xdomain.jp/videosite-soundquality

 この中に、20kHzまで再生できる条件に、
DASHという用語が出てきます。 MPEG-DASH
(Dynamic Adaptive Streaming over HTTP)
の解説をいちおう載せておきますが、動的に
ストリーミングされる情報が変化する仕組み
とだけ捉えればよいです。
次世代動画配信技術 「MPEG-DASH」技術概要と標準化・関連技術動向
https://www.jstage.jst.go.jp/article/itej/67/2/67_109/_pdf

-----
 勢いで調べてまわった評価用の音源の一つ

音響機器テスト用無段階サイン波音源
https://www.youtube.com/watch?v=UoHbS-VOI58
サイン波の音は仕事で良く聴くので苦行(^^;)

 深みにはまるなら、以下の一覧から
Youtube - 周波数特性
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%91%A8%E6%B3%A2%E6%95%B0%E7%89%B9%E6%80%A
7

Youtube - 20kHz
https://www.youtube.com/results?search_query=20khz


[11168] オーパス(Opus)とMPEG-DASH返信 削除
2018/2/22 (木) 16:31:00 わんこ
__ / __

▼ Goさん

色々と調べてくださったのですね。
私の様に全く知らない世界の人間からすると
道先案内人みたいに頼りになります。

オーディオのブログ等で Internet Explorer の
音が良くない理由が分かりました。

オーパス はウィキペディアを見ると
https://ja.wikipedia.org/wiki/Opus_(%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E5%9C%A7%E7%B8%AE)

>64kbpsでのリスニングテストにおいて、プロプライエタリな
>Spectral Band Replication (SBR) 技術を使用することで
>低ビットレートの分野では支配的だったHE-AACと比べても、
>やはり優れた品質を示した[21][22]。
>96kbpsではOpusはわずかにAACより良く、VorbisやMP3との比較では著しく
>良い結果となった。[23]


スピーチ用にも使え遅延の少ない音声圧縮方法で
音が良い と思えば良いのでしょうか??


MPEG-DASH

リンク先には

>ウェブサイトからインターネットのページをダウンロードする
>時と同様の通信プロトコルであるHTTPを用いてネットワーク帯域
>の変動に応じた最適なビットレートでのビデオ再生を実現する
>ストリーミング技術である


よく分からない言葉ばかりですが 何とか読んでみました。
MPDファイルと言う 色々な情報(サーバーのURLとか言語情報 音楽 画像の概要)
これが前にお会いした時にパケットには色々な情報がまず送られて
くる、と言われていたことでしょうか?
それを上手に速く受け渡しする技術 と解釈してよいのか
分かりませんが そんな感じだと思います。

スマホや低速度のところでも映像が送りやすくなり
性能が良くなれば その分 画像や音質も良くなるのでしょう。

YouTubeをメインのステレオで楽しむには ある程度の知識が
必要でしょうから、よい勉強になります。




[11172] 少し脱線(Windowsでの色再現能力について)返信 削除
2018/2/22 (木) 17:17:40 Go
__ / __

WindowsOS上での色調整の難しさ

 まずは、音じゃなく画の話です。
 PC上でカラー画像を扱う時に、適正に表示
されているかが重要なんですが、これ調べる
と大変でした。

 画質を気にしない人でも、デジカメで撮影
した画像をカメラのモニターで見た時とPCに
取り込んで表示させた時とで色合いが違うと
感じたことはあると思います。
 PC上でも、Macと Windowsでは違いますが、
ブラウザによっても違う、同じ WindowsPC上
でも標準のビューアで開いた時とブラウザで
違う、そういった特性があります。

 元ファイル中の色情報が同じであっても、
表示する際のカラーマネジメントシステムの
サポートとコーデックに依存するためです。

 画像を表示する際のおおまかな流れとして
  OSのカラーマネジメントシステム
   それに対応した復号ツール
    モニタが対応するの色域特性
 で色合いが決まります。

そのあたりの説明で、詳しい Page
miyahan_com 液晶ディスプレイとカラーマネージメント
https://miyahan.com/me/report/computer/070125_WUXGA_LCD/ColorManagement.html


[11173] Re:オーパス(Opus)とMPEG-DASH返信 削除
2018/2/22 (木) 18:02:01 Go
__ / __

▼ わんこさん

 一つ前の #11172で書いた通り、静止画の
特性もブラウザによっては違うし、Windows
でも進化してるけど拘る人向けではないとか
Macはプロユースに向くけど一般向けの用途
では納得しづらいポリシーがあったりします。

 放送の世界はもともと、音声を(TVは映像
も)搬送波にのせて送るため、固定レートで
リアルタイムに変換することが重要でした。
 一定のレートを超えないのが必須なので、
映像にマージンを与えるために音声の帯域は
低くする傾向がありました。
 そのため、映像だけでなく音に関しても、
再生品質を維持しながらレート(帯域)を低
くする技術が進化しています。

-----
 opusの特徴は、、、私も最近、この掲示板
に書き出してから知った用語ですが、音楽が
メインとは限らずスピーチメインのファイル
もある Youtubeでは、まとめてこれにしてし
まえって手軽さがあるように感じます。


「HTTPを用いてネットワーク帯域の変動に
応じた最適なビットレートでのビデオ再生」
について、#11117で書いた内容の繰り返しに
なりますが、Internet網を使った伝送では、
伝送中の情報損失や遅延時間による途切れが
おきます。
 情報損失への対策として、あらかじめ冗長
コードを入れて受信側で復元する、再送要求
を出して補完するといった方法の他に、遅延
時間を監視してより低いレートに変更すると
いう仕組みがあります。
 上の「」の説明はそれを指していて、画質
や音質がより一層よくなるわけじゃないもの
の、再生が止まったり破綻してノイズとなる
のを避ける効果をのぞめます。


 画質や音質に拘るのなら、古い技術で問題
なく再生できるネットワーク環境が必要、と
いう見方ありますよ(^^;)。


[11167] Youtubeで 20kHz音源を 20kHzまで再生できる条件返信 削除
2018/2/22 (木) 16:27:08 Go
__ / __

■ 前提
 Youtube上のファイルを再生する際の仕組み

 ダウンロードできるファイルは、トランス
ポート層の制限によって決められる。

 少し前までの mp4コンテナフォーマットは、
  video codec : H.264
  audio codec : AAC
 が主(例外まではフォローできません)

 新しい WebMコンテナフォーマットだと、
20kHzまでの音再生が確認できた codecの
  video codec : VP9
  audio codec : opus
 が採用されている。

 WebMは HTML5でサポートされている。
 HTML5のサポートは
  Internet Explorer(バージョン9以後)
  Microsoft Edge
  Firefox
  Google Chrome
  Opera
  Apple Safari
 となっていますが、さらに WebMへの対応が
されてないと最新の codecで再生できません。


■ 実環境での確認

Youtube - 現在のブラウザのサポート状況
https://www.youtube.com/html5
この Pageを開くと、そのブラウザで対応する
コーデックが判ります。 添付画像がそれです。

 自PCで確認
  ---
  InternetExplorer 11(11.0.9600.18920)では、
   H.264は再生可、WebM VP9は不可
  ---
  Firefox(58.02)では
   H.264、WebM VP9ともに再生可
  ---
  2015年発売の TH40-CX700上では
   H.264は再生可、WebM VP9は不可
  ---
 でした。


■ 再確認

 今回の音源、PCから再確認しました。
  長谷川きよし - 「別れのサンバ」2012
  https://youtu.be/2qMzBDe66s8
 IE11で開くと mp4でダウンロード
 Firefox(58.02)で開くと opusでダウンロード
 でした。


■ 考察

 Youtubueのファイルを高音質再生するため
に、20kHzまで伸びるかというテーマに沿うと、

・ 再生した時点で opus codecであるか

 がポイントになるようです。

 技術的には AACで 20kHzまでの記録は可能
なので、サーバ側の仕様、言い換えれば配信
のレートとフォーマットの組み合わせによる
配信側の戦略的な判断にあたると思います。

 2016年以前にも、特定のファイルは 20kHz
まで伸びたという声も見かけますが、公式な
情報がなくユーザ側のレポートをかき集めて
ある程度みえてくるかという状況で、明確さ
にかけます。


[11169] Re:Youtubeで 20kHz音源を 20kHzまで再生できる条件(訂正有)返信 削除
2018/2/22 (木) 16:53:27 Go
__ / __

#11167の訂正です。

Youtube - 現在のブラウザのサポート状況
https://www.youtube.com/html5

を開いて、TH40-CX700は WebM VP9に非対応
と書きましたが、その時点では TVから Web
の画面開けず、Androidのリモコンアプリで
TVに送る前の状態を見ていました。

 訂正かねて、古い Androidと VIERA版
  ---
  Android(4.4.2) (2014年7月25日 Releas)
   H.264は再生可、WebM VP9は不可
  ---
  ---
  2015年発売の TH40-CX700上では
   H.264、WebM VP9ともに再生可
  ---
 でした。

 ただ、実際にどのコーデックで再生されて
いるかは、再生中の詳細統計情報を見るか、
ストリームを解析してヘッダ情報(コンテナ
情報)を読むしか判らない。


[11170] ホーリーコール 関連動画に痺れる返信 削除
2018/2/22 (木) 16:54:31 わんこ
__ / __

▼ Goさん

最後に書かれている。

> Holly Cole Trio / I Can See Clearly Now
> https://www.youtube.com/watch?v=mclKhZARHT0
> モニタ内蔵スピーカでも再生品質が高い感じ



これはオーディオマニアにも使われることが多い
ソースです。オーディオマニアではないのに耳が反応
したのですね。

これもデスクトップパソコンで Internet Explorerと
Google Chrome で聴き比べましたが 後者の方が
音が良かったです。




久々に聴いていいなぁ と思ったので 関連動画をみていたら
ステキなソースのオンパレード!

https://youtu.be/NtNnoWJJd8o
Holly Cole - I Can See Clearly Now (live)

これは最近のでお年を召されていますが まあ大人の雰囲気
動画が大変美しく色会いも鮮やかです。
大型システムでは多少ベースの音が気になりますが
演奏も歌い方も正に大人 良いものを見せてもらいました。


そして次から次へと魅力的なホーリーコールが
私の大好きな Calling you では

https://youtu.be/d8PWpeXYs3s
Holly Cole Trio - Calling You

オリジナルのCD音源なのかライブなのか分かりませんが
古い映画がマッチしていて何とも言えない格好良さ。
音もいいです。


Holly Cole - Calling You
Calling You / Holly Cole (at the St.Denis Theatre in Montreal)

1995年のライブ ちょっとスローだけど雰囲気満タン。円熟の境地か

https://youtu.be/rJXYn9UixUg
Calling you / Holly Cole

何年の頃か分かりませんが ちょっと太って 上の声が
出にくい? 批評も色々書かれています。
ウッドベースが響きすぎか


https://youtu.be/Do-SRjA2ufw
Holly Cole Trio - Making of "Calling You"

最後にメイキングビデオ
2分くらいから見られるライブに若いときの力強さが溢れて
いるようです。

関連動画ウオッチが止まりません。



INCM/CMT
Cyclamen v3.491
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