| ▼ ばねさん
バックロードホーンとTOA TLSの録音を聴かせていただき
大変参考になりました。
特にD55 これは私が就職してから購入したことがあり
(ユニットは208Σだったか)
開口部に石をいれたりしたのをばねさんもされているのを見て
記憶が蘇りました。
D55のユニットに対して 中音のネイロが・・ とか注文を
つけるようなことを言いましたが、 音の素直さ クリアーさ
中域の脚色の少なさ フルレンジユニットの良さを新たに
感じさせていただきました。
それに対して自分のは最近ピアノの音がイマイチ と思っていましたが
ばねさんの音と聴き比べると私の音はモワーとこもっていて
クロスの音が分離していて密度が低く 本来のピアノの音に
なっていないことが分かりました。
昨晩は 久しぶりにアンプをPS-A1004に戻して 音の傾向を
調べたり ネットワークの設定をいじったり 2時近くまで
オーディオをしてしまいました。
ばねさんのリスニングルームはEDさんの部屋にくらべると
ライブで 時計の音?が聞こえ詳細な音を拾えていると
思います。
ウッドベースの音はバックロードホーン独特の強弱 共鳴が
感じられますが ユニット本来の音が軽いので 引きずらず
切れの良さが感じられます。
シンバルの音 私のは2405のレベルが高めで強過ぎですが
ネイロに関しては 描きわけができているように思います。
いつもの余計なお世話で申し訳ありませんが、クロスのかぶり
が少ない方が有利な面が多いと今は思っています。
私はミッド MDホーンの上をカットしないで ツイーターを-12dB/octで
ローカットして追加していました。
それを JさんにMDの上をカットして正統的なクロスにしていただいたところ
絶対に越えられなかった壁を越えられました。
どうして弦楽器がキレイにならないのか?ホーンだからか?
シンバルの質感はマルチアンプでないから出ないのか?
と疑問に思っていましたが 我が家の壁はクロスのかぶりが原因
だったと確信しています。
長岡さんFanの方は長岡鉄男さんがフルレンジをカットしなかった
のを引きずっていると思います。
ばねさんのウッドホーンは2kHzくらいから使えるそうですので
フルレンジのハイをしっかりとカットしてクロスさせるネットワークか
例えばお安いチャンデバでマルチにしてみると 8cmにボーカルで
負けない シンバルの音も透明感が飛躍的にアップし 全体の歪み感が
低減した音を味わえる と思います。
もし既にトライされていましたらごめんなさいm(_ _)m
もちろん ユニットやホーンの相性がありますので
全てOKとなるには簡単ではありませんが 録音された音を聴いて
そんなことを思いました。
レコーダーによる録音は面白いですね。
部屋の個性 癖がわかるし、ユニットやアンプの音まで分かる!
ばねさんもご指摘の通り 自宅の再生音を再度同じシステムで
再生されると癖が倍増し とても聴きにくい音になる。
ただ繰り返しノウハウを得ることで 自分の再生音に対して
新たな見地で把握することができ 求める音への近道に
なるように思います。
今回は よい刺激と視点を与えてくださり感謝申し上げます。
*
ゼンハイザーのスペアナ 面白い実験です。
距離とf特 密閉度との関係を示唆してくれています。
ステレオ再生はヘッドフォンとは違う。
しかし忠実性を求めるとヘッドフォン的考えも入れざるを
得ない、と言うことでしょうか。
生のオーケストラでさえ どこで聴きたいか?
そう簡単に絞れないくらい場所で変わってきます(私の場合)
オーディオ的側面はライブの方がシビアのようですから。 |
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