[12367] たった 0.3dB返信 削除
2019/2/24 (日) 21:37:35 わんこ
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最近音がクッキリハッキリ コントラストが強くなり好みです。
低音もしまってレンジが伸びているのですが 僅かに量感が
少なく感じるようになりました。

当初はUDP-205のOPアンプを交換したからか?と
思いましたが 他のソースでも傾向が似ているのです。

原因は分かりませんが取りあえず MDのアッテネーターを
少し絞りました。
MDの2420は能率が高いのでトランス式アッテネーターで
-8dB減衰させ それにJさんに教わってボリューム式の
アッテネーターで0.6〜0.8dB 下げています。

それでボリュームの減衰を1.5dBくらいにしてみました。
弦のキツさは減るけど どうも籠もった音に感じます。
それで-1.1dB くらいで聴いていました。
いつもより 0.3dBくらい弱めたことになります。

クッキリハッキリのUDP-205でYouTubeを再生している
分にはそれでも問題はありません。

今日 皇帝三昧をしていたところ
バイオリンのキツさ 五月蠅さ 歪みっぽさが減って気にならない、
そしてチェロやビオラのハーモニーが豊かに響いて
心地よいのです。

これなら60年代70年代のDECCAも気にならず聴けるのでは?

まず EDさんご紹介の
バックハウスのブラームス ピアノ協奏曲第2番
高域が刺激的ではなくしなやかに澄んだイメージに
なりました。(まだ第2楽章はキツイ所があります)
以前は難しい曲に感じていましたが美しい曲で
そして音場の広さ 音のしなやかさが感じられ
とてもよい録音であることが分かりました。


そしてこのCD↓


http://www.amazon.co.jp/dp/B000LZ54X2
ベルリオーズ:幻想交響曲

バイオリンの高域が聞き苦しくないのです!
(第2楽章の出だしではまだ強めだけど)
他のレーベルに比べれば強いですが これなら弦の音だなぁ
と思えますし 個性として受け入れられます。
クラシックファンの方でも 何とか受け入れてもらえそう。

素晴らしい演奏と録音を堪能できました。

たった0.3dBの違いですが バイオリンの質感が大きく違うのに
驚き、 アッテネーターの調整の価値を再確認しました(^_^)v

 めでたしめでたし

とおさめたいところですが 経験上また戻すことも
多いです。

0.3dBの違いがそんなにシビアにでること 分かることが
良いことなのか? 私の耳が高性能なのか?

 否

おそらく私のウーファーとMDのクロスが浅めに繋がっているために
理想的なクロスに比べて MDのレベルが下がることでクロス周辺の
浅さがより明確になり 一部は良いけど他はダメ、
なのでしょう。


ちなみに キースジャレットのinsede outは今ひとつ
でした。縁取りマーカーの縁がなくなったのを感じます。
中低域のピークを抑えないとダメなのか クロスをもう少し
深めにするべきなのか?なかなか難しいです。



[12368] そんなことはないと思います。返信 削除
2019/2/24 (日) 23:57:01 J
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▼ わんこさん

> 0.3dBの違いがそんなにシビアにでること 分かることが
> 良いことなのか? 私の耳が高性能なのか?>
>  否


いやいや、今のわんこさんのシステムなら、
0.3はとても大きいと思います。
キッチリレベルの差だと思いますよ。

試すなら、TWのVRを、わんこさんにとって調整できる
限界まで少し、小さくしてみるというのを同時に
確認されることをお勧めします。
バランスも、MDとTWとのつながりも、
0.3MDを下げただけの今より良くなるかもしれません。
音が静かになって全体の反応が良くなって、
レンジが広がったように感じれば、当たりの調整ということになります。

ちなみにつながりは浅いほうが変化に対して寛容です。
うちのように4次で理屈通りにつながってると、
そのほうがレベル差の影響はずっとシビアになります。
2ウェイの1次とかって、結構適当につながりますから。


[12369] Re:そんなことはないと思います。返信 削除
2019/2/25 (月) 12:33:28 わんこ
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▼ Jさん

早速のレスをありがとうございます。
ネットワークの調整について 最も頼りになる方の反応が
得られること 幸せだと思っています。

やはり0.3dBの違いは分かってよいのですね。

通常 アッテネーターが着いているマルチwaySPをお持ちの
方で 僅かな差でここまで違う?って実感されている方は
そんなに多くないと思います。

ただ 昨晩は 元に戻したりして検証することが
できました。刺激的なバイオリンの高域が大人しくなりつつも
歪み感が少なく美しい高音になってゆく課程。
と同時にピアノの輝きが減退してゆく。
やはり私にとっては 0.3dBの違いは大きかったです。

1970年代前後のDECCAの録音は MDにホーンを使っている方には
中々難しく微妙な調整を強いられるいのではないか?
と思います。


> 試すなら、TWのVRを、わんこさんにとって調整できる
> 限界まで少し、小さくしてみるというのを同時に
> 確認されることをお勧めします。
> バランスも、MDとTWとのつながりも、
> 0.3MDを下げただけの今より良くなるかもしれません。
> 音が静かになって全体の反応が良くなって、
> レンジが広がったように感じれば、当たりの調整ということになります。


実は 私もそうしなければならないよなぁ
と思っていました。
MDだけ下げてTWのレベルがそのままでいいかどうか?
は検証が必要ですよね。

Jさんは静かになって レンジが広がった感じ
とおっしゃっていますが まさにそれが目指す方向だと
思います。
SPの存在が薄くなり ユニットが鳴っている気がしない。
それでいて凄く詳細な音が分かる

 なめらか しなやか 透明感 そして実在するネイロに近い

数多くのユニットを使ってきて 調整の結果得られる方向性
が明白なのでしょう。

私もそれが少し分かってきたようです。


> ちなみにつながりは浅いほうが変化に対して寛容です。
> うちのように4次で理屈通りにつながってると、
> そのほうがレベル差の影響はずっとシビアになります。
> 2ウェイの1次とかって、結構適当につながりますから。


クロスが理屈通りに近い方が レベルには敏感なのですね。
マルチアンプも難しいのだと想像します。
それを越えて あの音が得られているのですから
素晴らしいです。

SPを自作して自分の好みの音を実現する
正にオーディオの醍醐味だと思います。


INCM/CMT
Cyclamen v3.491
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